堺店発・住宅の強風被害に注意が必要です!突風や台風後に修理依頼が集中する場所はここ!
2023年3月16日更新
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
台風や大雨の翌日には『屋根瓦が飛んでしまった』『雨漏りが起こってしまった』など、緊急のご依頼が集中します。
建物の場所や方角によっては、被害の場所や状況が異なります。
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
台風や大雨の翌日には『屋根瓦が飛んでしまった』『雨漏りが起こってしまった』など、緊急のご依頼が集中します。
建物の場所や方角によっては、被害の場所や状況が異なります。
台風・大雨の翌日に修理依頼が集中する場所
修理箇所①:屋根材が飛ばされる
築年が経過した瓦屋根は、瓦を葺き土の上に並べて噛み合わせている土葺き工法が多いので、屋根材の割れた隙間や、ズレた瓦の隙間から風が吹き込むと一気に捲れてしまう被害が生じてしまいます。
また、防水や接着機能がある漆喰にひび割れや欠けの劣化を放置すると棟瓦の崩壊に繋がります。
▶泉大津市|台風の影響で棟瓦・平板が飛散!現地調査へ伺いました
▶堺市美原区で屋根養生を行ったままの屋根瓦を調査!袖瓦や平瓦の不具合が見られました
▶堺市南区にて強風被害で屋根瓦が落下したお宅の応急処置を行った様子
破損箇所は事前に補修を行いましょう!
一部分の破損箇所を放置しておくと、突然の突風や台風が上陸すると大きな被害に遭遇する可能性が高くなってしまいます。軽微なひび割れや飛散箇所にはコーキング補修や瓦の交換、棟の漆喰に剥がれ等の劣化があれば漆喰の詰め直しなど細かい部分のメンテナンスを行いましょう。
▶堺市中区で飛散したスレート材の差し替え工事|雨漏りは補修を行う事で解消されました!
▶大阪狭山市 過去の台風被害を受けたままの瓦屋根一部葺き直し工事
▶堺市中区で飛散したスレート材の差し替え工事|雨漏りは補修を行う事で解消されました!
▶大阪狭山市 過去の台風被害を受けたままの瓦屋根一部葺き直し工事
補修箇所②:棟板金が飛ばされる
棟板金は、スレート・金属
屋根の頂上にある板金の
事を指します。棟は、下から葺き上げられたスレートなどの屋根材を貫板(ぬきいた
)
という板で押え、上から棟板金を被せて雨水の浸入を防いでいます。棟板金は金属の為、膨張と収縮を繰り返す”熱膨張”という現象が起こり、棟板金を止めている釘が徐々に抜けてくのです。釘抜けを放置すると、抜けた釘から貫板に雨水が浸透し腐食が発生します。このような状態になると棟板金が固定できず浮いて強風時に飛んでしまうのです。
▶堺市堺区で全ての棟板金が風災被害により飛散|屋根修繕依頼を頂き現地調査に伺いました
▶大阪市平野区にて突風被害で飛散した棟板金の調査、原因は貫板の劣化による固定力低下にあった
棟板金の固定を強化しましょう!
釘抜けが起っている場合は、ビスを増し打ちし、ビス頭をコーキングで塞ぎ釘やビス
あくまでも補強の為、棟板金の交換に比べると強度は低いの
▶堺市堺区にて飛散した棟板金の取り付けやスレート破損箇所の差し替え等、屋根修繕を行いました
▶大阪市平野区にて劣化した貫板の新設と強風で飛散した棟板金の復旧工事を行いました
が抜けるのを防ぐビス増し打ち補強を行いましょう。あくまでも補強の為、棟板金の交換に比べると強度は低いの
ですが、強風に備えて補強を行いたい!というニーズにはぴったりな工事です。
また、木製貫板の腐食が進行していれば棟板金をしっかりと固定できない為、新しい貫板の取付けを行いましょう。▶堺市堺区にて飛散した棟板金の取り付けやスレート破損箇所の差し替え等、屋根修繕を行いました
▶大阪市平野区にて劣化した貫板の新設と強風で飛散した棟板金の復旧工事を行いました
補修箇所③:ベランダ・カーポートの波板や平板が割れて飛んでしまった
波板や平板は屋根材の様に1枚ずつ下地に張付けて行く施工方法ではなく、1枚の大きな波板・平板をビスやフックで骨組みに取付けているので構造上、
下から吹き込んだ風によって波板や平板が捲れ上がってしまいます。
長期的に紫外線や風雨によって劣化が進行すると変色や割れ・フックの外れが発生します。▶堺市中区にて飛散しそうなカーポート波板の調査と応急処置|施工方法と全体的な経年劣化が原因
▶堺市堺区|3Fベランダ波板が飛散!調査・施工の様子
波板・平板の破損は全面張替を行いましょう!
強風被害に遭われたお客様より
勿論、部分張替
しかし、張替えを行わなかった波板や平板はすぐに耐用年数を迎え、修理が必要になってきます。そうなると、工事の頻度が高くなり結果的に工事費用が高くなってしまうのです。
街の屋根さん堺店では、同じタイミングで全面張替する事をオススメしています。
▶堺市美原区で強風被害に遭ったベランダ波板|保険適用でポリカーボネート波板へ全面張替え
▶松原市|ベランダ屋根の塩ビ波板が飛散しポリカ波板へ全面張替工事
『
波板を部分的に交換は可能ですか?』と
よく質問されます。勿論、部分張替
は可能です。しかし、張替えを行わなかった波板や平板はすぐに耐用年数を迎え、修理が必要になってきます。そうなると、工事の頻度が高くなり結果的に工事費用が高くなってしまうのです。
街の屋根さん堺店では、同じタイミングで全面張替する事をオススメしています。
▶堺市美原区で強風被害に遭ったベランダ波板|保険適用でポリカーボネート波板へ全面張替え
▶松原市|ベランダ屋根の塩ビ波板が飛散しポリカ波板へ全面張替工事
まとめ
低気圧の発達や超大型台風の上陸で、最近では『住宅診断』や『災害に強い家』へのニーズが高まっています。
想定外の災害が起こると、取れる対策が限られているのが実情ではあります。
しかし、災害対策の意識を高めて事前に対策をとる事は必要な事です!
軽微な損傷を放置しておくと少しずつ住まいの劣化が進行してしまい、目視が可能な範囲で屋根瓦の割れやズレ・外壁のひび割れのチェックなど、悪天候後は住まいのチェックをオススメ致します。