和泉市にて台風到来前に屋根瓦の飛散防止ネット取り付け依頼｜屋根上の作業は街の屋根やさん堺店にお任せ下さい！

HOME
現場ブログ
和泉市にて台風到来前に屋根瓦の飛散防止ネット取り付け依頼｜屋根上の作業は街の屋根やさん堺店にお任せ下さい！

こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
和泉市にお住まいのお客様より「屋根瓦の飛散防止ネットを購入したが、取り付けが難しいので取り付けて欲しい」とご依頼がありました。
瓦屋根は日本の伝統的な屋根材ですが、強風や地震などの自然災害時には瓦が飛散するリスクがあります。
そのため飛散防止ネットを取り付けることで安全性を高めることができます。
瓦屋根は慎重な取り扱いが必要であり無理に作業を行うと瓦を傷つける可能性もあるため、こういった作業は当店にお任せ下さいね。
▶メールにてお問い合わせ（24時間受付中）

瓦の飛散防止ネット取り付けのご相談

建物詳細　木造2階建て住宅
築年数　　約35年
屋根材　　無釉薬瓦
相談内容
台風シーズンを迎え、瓦が飛散しないように飛散防止ネットを購入したが取り付けが難しい。
取り付けをお願いしたいです。

以前の台風で瓦が飛散し、その時は簡易的な補修のみ行ったそうです。
今回の台風被害で再度瓦が飛散して近隣にご迷惑をかけないようにしたいと、事前対策として瓦飛散防止ネットをご自身で購入されていました。
ご自身で屋根に上がって取り付けようとしたそうですが、取り付けが難しく当店へご依頼をいただきました。

万が一、瓦が飛散した際の被害

台風で屋根瓦が飛散した際の被害は、さまざまな形で深刻な影響を及ぼします。

●人的、物的被害: 飛散した瓦が周囲の人や建物などに直撃することで、重大なケガや命にかかわる事故が発生する可能性があります。
特に強風時には瓦が遠くまで飛ばされることがあり、歩行者や近隣住民にとって非常に危険です。
●雨漏りや建物の損傷: 瓦が飛散して屋根が破損すると、そこから雨水が侵入して室内に雨漏りが発生します。
木造住宅では雨水や湿気による腐食が進行しやすく、建物の寿命を縮める原因となります。

瓦飛散防止ネットの有効性

瓦飛散防止ネットは、瓦屋根の安全性を高めるために非常に有効な対策です。

●瓦の飛散防止: ネットが瓦をしっかりと保持し、瓦が風で外れるのを防ぐことで周囲の人や物に対する危険が大幅に軽減されます。
●人的被害の防止: 飛散防止ネットは瓦が人へ与える被害を最小限に抑えてくれます。
特に人が多く集まる地域や住宅密集地において安全性を向上させます。
●物的損害の軽減: 飛散した瓦が車両や他の建物に衝突して生じる物的損害も防ぐことができ、修理費用や賠償費用などの経済的負担が軽減されます。
●屋根の長寿命化: ネットは瓦のずれや破損を防ぎ、屋根全体の寿命を延ばす効果もあります。
瓦が安定することで雨漏りや他の構造的な問題が発生しにくくなり、長期的に見てメンテナンス費用の削減につながります。

現地調査と安全確認

まず、瓦屋根の状態や周辺環境を確認します。
この時にネットの取り付けに適した箇所や、補修が必要な部分を把握します。
瓦屋根の上での作業は危険を伴うため、安全に作業を行うための点検も行います。

お客様宅は隣家との境界までの間隔が狭く、敷地内で屋根までスライダー（梯子）をかけることが難しい箇所がありました。
隣家の敷地をお借りする必要があるかもしれません。

屋根全体をネットで覆うためにはベランダの柱にロープを張ったり、破風・ケラバ・軒天にビスで固定する必要があります。

瓦飛散防止ネットの取り付け方

ネットと屋根の角を合わせて広げ、屋根全体を覆いかぶせてたるまないようにしっかりと引っ張り、ロープやビスで固定します。
ネットがしっかり固定されているか確認し、ネットが風で揺れたり緩んだりしないように必要に応じて追加の固定を行います。
専門の工具が必要であり、ご自身で屋根に上がって作業を行うことはやはり危険が伴います。
▶高所作業はとても危険、間違った施工をしないためにも屋根のDIYは行わないでください

ネットのサイズが足りないため、後日改めて取り付けをご提案

お客様が購入されたネットは10ｍ×10ｍの最大の大きさでしたが屋根全体を覆うには足りず、後日改めて取り付けをご提案させていただきました。

屋根上の作業は専門業者へお任せ下さい！

以前大型台風の被害が出た際、自宅の屋根に自力でブルーシートを被せようとして転落する事故が相次いで起こりました。
最近ではホームセンターなどで手軽に飛散防止ネットを購入することができます。
ご自身で作業できそうと思われるかもしれませんが、ネットを屋根上で広げるだけでもなかなか大変な作業です。
また、ネットは取り付けたらその後長期間瓦が飛散する心配がなくなるというものでもなく定期的な点検も必要になるため、専門業者にお任せ下さいね。

古い瓦屋根は自然災害の被害を受けるリスクが高いです

経年劣化で瓦の固定力が低下した屋根は地震や台風被害を受ける不安があるため、葺き替えで自然災害への対策をしましょう。
お客様も屋根の葺き替えやカバー工法も検討していると仰られていました。
瓦の見た目や風合いにこだわりたい方は、引掛け桟工法や防災瓦に変えると耐震性・耐風性のアップが期待できます。
より屋根を軽くして地震に備えたい方には、ガルバリウム鋼板屋根材への葺き替えをおすすめします。
南海トラフなどの地震も懸念される昨今、古い瓦屋根は早めに点検を行って葺き替えリフォームを検討して下さいね。
▶土葺き瓦屋根を葺き替えで地震・台風に強く！おすすめ屋根材は？