2024.11.26
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。本日は堺市中区にて室内に雨漏りが発生し、現地調査を行った様子をご紹介します。調査の結果、ベランダ防水の劣化が原因で雨漏りが起こっていると判明しました。ベランダ防水の劣化は雨漏りに直結します。ベランダの点検やメンテナンスをお考えの方は、当店までお…
堺市南区にて、お客様より『2階室内の
天井から雨漏りが起こっているので直してほしい』とのご連絡を頂きました。
調査に伺い雨漏り箇所を確認すると、天井に雨染みが出来ていて、天井材が弛んでいる箇所もあったので、雨漏り箇所の真上にある屋上のスラブの調査を行ないました。屋上が3段に分かれている複雑な
形状で、スラブの保護モルタルが劣化して数箇所クラックが入っていました。
家を建てられてから屋上の防水工事を1度も行っていないらしく、全体的な劣化で防水機能を果たしていないのが原因での雨漏りかと思われるので、屋上全体の防水工事をご提案させていただきました。
お客様のご要望では、とにかく雨漏りを直してほしいとのことでした。防水の下地となる屋上スラブの状態が悪いので、『絶縁工法でのウレタン防水』
をご提案させていただきました。
防水工事は下地処理、下地調整、プライマー塗布、通気緩衝シート貼り、ウレタン防水材塗布(2回)、トップコート塗布と行い、無事防水工事が完了しました。施工期間は約4日間かかっております。
工事が終わり、数日後雨が降った後に雨漏りが収まっているかの確認をお客様にしたところ、『雨漏りは収まって安心して生活ができています。ホッとしました。』
と喜んでいただきました。当店としても、雨漏りが収まって本当に良かったです!
、
酷い所は天井材が
弛んでいていずれ天井が落ちてきそうな状態でした。
3段に分かれて
なっていました。
家を建ててから屋上の防水工事は一度もしていないとのことで、スラブの保護モルタルにクラックが入っている箇所や、スラブ面が浮き上がっている箇所がありました。
スラブ
・・・一定の広がりがある鉄筋コンクリートの水平面
雨漏りしている箇所よりも低い
位置にありますが、家を建ててから1度も防水工事を行っていないので、屋上全面の防水工事をご提案させていただきます。
絶縁工法でのウレタン防水工事』
をご提案させていただきます。
膨張やひび割れが起こりにくくなります。
下地となる
スラブ
表面の
状態が悪い
屋上やベランダ等の防水工事に良く使われているので、お客様にご説明し、お見積りの作成をさせていただきました。
ウレタン防水とは?メリット・デメリットとバルコニー・ベランダや陸屋根(屋上)への施工工程
まずは下地処理を行います。
凹凸を無くし、ゴミも取り除くことにより工事の仕上がりがキレイになります。
『
カチオン系樹脂モルタル』
を下地に塗布し、下地の表面を整えます。
カチオン樹脂モルタルは上から重ね塗る塗料との密着性が良くなる効果もあります。
』
を塗布します。
通気緩衝シート』
を貼ります。
『脱気筒
』を取り付けることにより、下地の湿気を排気することが出来るので、下地の水分が蒸発する影響での防水層の膨らみを防ぐ事が出来ます。
ウレタン樹脂材
』
を塗り上げて、防水層を作ります。
防水材を塗り上げます。
2回塗りをすることにより防水層に厚みを持たせられるので
、劣化するのが遅くなり、しっかりとした防水性能を発揮できるようになります。
』を塗布します。
工事が完了しました。
防水工事は陸屋根・ベランダ・バルコニーに必須のメンテナンスです
』
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