堺市南区にて屋上スラブの防水工事で雨漏りを改善｜絶縁工法でのウレタン防水を行いました

HOME
現場ブログ
堺市南区にて屋上スラブの防水工事で雨漏りを改善｜絶縁工法でのウレタン防水を行いました

堺市南区にて、屋上スラブが原因での雨漏り改善の為、防水工事を行いました

２階の室内から雨漏りが起こっていて、その真上が屋上になっています。
屋上のスラブの保護モルタルに劣化やクラックが多く見受けられ、家を建てられてから屋上の防水工事を１度もされていないとのことなので、屋上全ての防水工事をさせていただきます。

現地調査時のブログはこちら⇩
堺市南区にて屋上スラブが原因で２階室内から雨漏り発生｜調査に伺い防水工事をご提案

施工事例はこちら⇩
堺市南区にて屋上防水工事｜ウレタン防水を絶縁工法で行い、雨漏りが解消した施工事例

➤【街の屋根やさん】が選ばれる６つの理由
➤屋上防水とは？防水工事の種類・価格などを比較解説
➤メールでの【お問い合わせ】なら２４時間受付中

工事の様子

絶縁工法でのウレタン防水工事

今回の防水工事は、絶縁工法でのウレタン防水工事を行います。

『絶縁工法』とは下地に通気緩衝シートを貼り、その上からウレタン防水を塗り重ねる工法の事で、通気緩衝工法とも言い、通気緩衝シートを貼ることにより、下地の水分による膨張を防ぎ、ひび割れが起こりにくくなります。

➤ウレタン防水とは？メリット・デメリットとバルコニー・ベランダや陸屋根(屋上)への施工工程

下地処理

まずは『下地処理』を行います。
ケレンで下地面の凹凸を無くし、ゴミを取り除くことによりこの後の工程の仕上がりがキレイになります。

下地調整材の塗布

下地調整材の『カチオン樹脂モルタル』を塗布し、下地の表面を整えます。
又、カチオン樹脂モルタルを塗布することにより、上から重ねる塗料との密着性も上がります。

※笠木面への防水も行います。笠木の板金を一旦撤去していますが、防水工事が終わり次第新しい板金を被せて笠木の復旧も行います。➤意外と多い笠木が原因のベランダ・バルコニーからの雨漏り

プライマー塗布

下地処理・調整が終わると次は『プライマー』という接着剤を塗布します。

プライマーを下地に塗ることにより、通気緩衝シートやウレタン防水との接着が良くなり、下地を固める効果もあります。

通気緩衝シート

プライマーが乾いたら、『通気緩衝シート』を貼ります。
通気緩衝シートを貼ることにより、下地と防水層が絶縁されるので新しい防水層の膨れ等の不具合を防ぐことが出来ます。
屋上やベランダなどの下地の状態が悪い場合の防水工事には、通気緩衝シートを使用した絶縁工法での防水工事を行うことが多いです。

下地に含まれている水分が蒸発すると防水層の膨らみの原因にもなるので、湿気を排気出来るように『脱気筒』を取り付けています。

ウレタン塗布

スラブ面、パラペット、笠木に『ウレタン樹脂材』をローラーで塗り上げて防水層を作ります。
防水層に厚みを持たす為、乾燥するともう１度ウレタン樹脂材で同じように塗り上げます。

※防水層が薄いと防水効果が低くなり、劣化も早くなってしまいます。

トップコート塗布

ウレタン樹脂材の２回目が乾燥すると、最後に『トップコート』を塗布します。
トップコートは最後の仕上げで防水層を紫外線や熱から守り、防水層を保護する役割があります。

防水工事完了

防水工事が完了しました。

ウレタン防水の耐用年数は、おおよそ８～１０年と言われております。
紫外線の影響の受けやすさなどにもよりますが、トップコートの耐用年数が３～５年となっているので、トップコートだけでも定期的なメンテナンスが必要となるので注意してくださいね。
理想のメンテナンス時期は、５年後にトップコートの塗り替え→１０年後に全体の防水工事を行えればいいですね。➤防水工事は陸屋根・ベランダ・バルコニーに必須のメンテナンスです

後日雨が降ったあとに、雨漏りが収まったかお客様に確認したところ『雨漏りも収まったので安心して生活が出来ています。ホッとしました。』と喜んでいただけました。

街の屋根やさん堺店では、お住まいや建物に関する全般的な工事を幅広く行っております。
点検調査・お見積りの作成は基本的に無料（点検調査時に高所作業車等が必要な場合は有料）で行っていますので、『そろそろリフォームをしようかな』『雨漏りしているけどどうすればいいか分からない』等のお悩みがあればお気軽にご相談して下さいね！ご連絡お待ちしております！

工事や現地調査時の様子をご紹介➤現場ブログ
工事費用や施工日数等詳しくはこちら➤施工事例
街の屋根やさん堺店発！➤屋根工事コラム
実際に工事を行ったお客様の感想➤お客様の家