大阪市平野区にて劣化で外れたコロニアルの補修と棟板金のビスに打ち替え再固定を行った施工事例

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大阪市平野区にて劣化で外れたコロニアルの補修と棟板金のビスに打ち替え再固定を行った施工事例

工事のきっかけ

大阪市平野区にて、コロニアルの外れている箇所があることに気が付いたので現地調査に来てほしいとの依頼を頂きました。
棟付近のコロニアルが丸ごと１枚無い状態で、廻りのコロニアルの色褪せ具合から劣化が進んでいて割れてしまい、外れたのだと考えられました。軽度なコロニアルの割れもあり、棟板金を固定している釘の抜けや浮きが目立ち、棟板金自体が浮いているところもあり強風の影響を受けると飛散する可能性があるような状態でした。
今回は部分補修でお願いしたいとのことでしたので、コロニアルの外れている箇所の差し替え補修と、コロニアルの軽度な割れには変成シリコンで簡易補修を行いました。棟板金はほぼ全ての釘が錆びて劣化していたので、ステンレス製のビスに打ち替えました。
工事が終わり、『今後大きな工事が必要になってくれば街の屋根やさん堺店にお願いさせて頂きます。」との嬉しいお言葉をお客様より頂きました。

屋根補修工事,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル),棟板金工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根補修工事,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル),棟板金工事

施工期間: １日

使用材料: コロニアル・ステンレス製のビス・変成シリコンコーキング

築年数: 約２０年

工事費用: 約１１万円

大阪市平野区にてコロニアルの補修と棟板金をビスで再固定工事を行った施工事例

この工事の現地調査時のブログはこちら⇩
大阪市平野区にて不具合のあるコロニアルの調査｜経年劣化により強度が下がったコロニアル

この工事の施工時のブログはこちら⇩
大阪市平野区にて劣化で外れてしまったコロニアルの補修と棟板金をビスに打ち替え再固定しました

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現地調査時の様子

コロニアルの外れ箇所

屋根の頂上部分である棟付近のコロニアルが外れている箇所がありました。
コロニアルは薄い板状の屋根材なので、劣化すると割れやすくなってしまいます。廻りの既存のコロニアルが色褪せていて劣化が見受けられるので、割れて外れてしまったのだと思われます。

コロニアルについてコロニアルはケイミュー社の商品で、スレート屋根の一種
耐用年数が２０年～２５年程で、定期的な塗装のメンテナンスが必要
安価で施工が可能で、デザインや色も豊富なので一般的な多くの住宅で使用されています
薄い板状の屋根材なので、長年の風雨や紫外線の影響で劣化すると割れやすくなるといった特徴もあります
➤スレート屋根（コロニアル、カラーベスト）のチェックポイントとメンテナンス方法

コロニアルの軽度な割れ

谷部分の際のコロニアルに軽度な割れがありました。
屋根の谷部分は、屋根面の水下側同士が交わる箇所となるので雨水の影響を多く受けます。雨漏り発生することが多い箇所となるので軽度な割れでも補修が必要となります。

棟板金の釘浮き・棟板金の浮き

棟板金の釘の浮きや抜けている箇所が多く見受けられました。年数が経つと雨の影響で釘がサビてきて、風の影響で段々と釘が抜けてきたのだと思われます。
釘の浮きや抜けが多いので、棟板金自体が浮いている箇所もありました。
強風の影響を受けるといずれは飛散してしまう可能性があり、危険な状態なので棟板金の固定し直しが必要となります。

工事のご提案

提案内容
・コロニアルの差し替え補修
・コロニアルの軽度な割れを変成シリコンで補修
・棟板金の釘を全てステンレスビスに打ち替え再固定

工事の様子

コロニアルの補修

コロニアルの外れている箇所を新しく差し替えました。
新しいコロニアルで補修をすると、いかに既存の物が劣化により色褪せていたかが良く分かりますね。

建物の築年数が約２０年程なので、コロニアルの寿命を考慮すると葺き替えや塗装によるメンテナンスを検討したほうがいいのですが、今回は部分補修をさせていただきました。
外壁塗装等の足場が必要な工事を行う際に、屋根の葺き替えや屋根塗装もまとめて行うといいかもしれませんね。

棟板金の下地～貫板の再固定

棟板金を固定する為の木下地『貫板』に問題がないかチェックします。貫板は木材なので劣化で腐食していたりすると棟板金の固定が甘くなったり貫板が屋根から外れてしまう場合もあります。せっかく棟板金を固定し直しても貫板が抜けてしまうと意味がありませんよね。

貫板の状態自体は棟板金をしっかり固定出来る状態だったのですが、貫板を固定するビスを新しい物に交換しました。

棟板金の再固定～ステンレスビスを使用

棟板金を固定する釘の浮きや抜けている箇所が多く見受けられていたので、全ての釘をステンレスビスに打ち替えて再固定しました。
昔使用していたような釘は劣化すると錆びてしまったり折れてしまったりするのです。
今回使用したステンレス製のビスは錆びにくく雨に強いので、ビスの劣化で抜けてしまうということが起こりにくくなり、雨の影響を受けやすい屋根で使用するに向いています。

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コロニアルの軽度な割れは変成シリコンで補修

コロニアルの軽度な割れには『変成シリコン』で補修を行いました。

変成シリコンは防水効果と接着効果があり弾力性もあります。又、普通のシリコンとは違い上から塗料を塗る事が出来るので、将来塗装を行う際にキレイに仕上げることができます。

➤屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

全ての工事が完了しました

今回の工事は部分補修となりましたが、街の屋根やさん堺店では小さな工事から大きな工事まで、お住まいや建物に関する全般的な工事を幅広く行ております。
点検調査・お見積りの作成は基本的に無料（点検調査時に高所作業車などが必要な場合は有料）で行っていますので、お気軽にご相談してくださいね。ご連絡おまちしております！

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