高石市の集合店舗でトイレ配管工事と竪樋の部分交換を実施 | 堺市で屋根リフォーム・雨漏り修理なら街の屋根やさん堺店

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高石市の集合店舗でトイレ配管工事と竪樋の部分交換を実施

皆さま、こんにちは。街の屋根やさん堺店です。
今回は高石市にある築40年の集合店舗で行った「トイレの配管工事」と「竪樋の部分交換」の様子をご紹介いたします。
この建物は屋根や外壁塗装を含めた改修工事の予定ですが、塗装を前に外部の補修が必要でした。
具体的には、トイレ配管の固定金具が外れて中央部分に歪みが生じ、劣化も進んでいたため排水管と給水管の交換を実施。また、竪樋の下部が外れテープで応急処置がされていたので、こちらも部分的に交換しました。

【参考資料】
▶【法人】屋根工事・改修・リフォームお任せください
▶街の屋根やさん堺店：メールでのお問合せは24時間受付中

以前に行った【現地調査】【屋根補修】【外壁補修】の様子はこちらをご覧ください。

【現地調査】
▶高石市の集合店舗にて波型スレート屋根・外壁の現地調査を実施しました！
▶高石市｜集合店舗の金属製の波板屋根（せっぱん）と外階段の追加調査依頼

【塗装前の屋根補修】
▶高石市の集合店舗で波型スレート屋根塗装前に屋根補修を行いました！

【塗装前の外壁補修】
▶高石市｜集合店舗で塗装前に行った波型スレート（小波）の外壁補修をご紹介

■ トイレの配管工事

トイレ配管（排水管）を固定する支持金具が外れ、中央部分が大きく歪んでいました。
今後、配管内の詰まりや破損の恐れがある為、トイレ配管（排水管・給水管）を新しく取替える事になりました。

【街の屋根やさん堺店で行った工場の配管取替工事】
▶泉大津市より工場の屋外配管取替工事｜新たな塩ビ管（VU管）と接続部材を接着固定し水漏れストップ！費用もご紹介

・古くなった配管の撤去

まずは古くなった排水管・給水管を取り外します。
経年劣化により歪みが生じており、放置すれば破損のリスクも高い状態でした。

・アングルの取付

アングルとは？断面がL字型をした鋼材で、建築現場では【山形鋼・やまがたこう】とも呼ばれる部材です。
配管工事では、配管をしっかりと固定し支持する役割があります。
また、L字型の形状により強度と安定性に優れています。

新しい配管をしっかり固定するため、スレート下地の鉄骨に向けてアングルを取付ます。
アングルは金属製の支持材で、配管を確実に固定するために欠かせません。

アングルの固定は、ボルトを組み立てて取付けました。
アングルは溶接不要でボルト等で組立てが可能な為、現場での作業効率を高め支持材として広く利用されています。

・排水管・給水管の固定

取付けたアングルに支持金具を取付て、新しい排水管と給水管をそれぞれ固定しました。
これにより、配管の歪みやズレを防ぎ、安全に使用できる環境が整います。
今回の工事で交換した排水管にはVU管を、給水管はHIVP管を使用しました。

VU管とは「硬質塩化ビニル管」の略称で、主に排水用に使われる塩ビ管の一種です。
軽量で施工性が高く、耐食性にも優れているため、住宅から店舗まで幅広く採用されています。排水管・VU管とは？

HIVP管とは「耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管」の略称で、塩ビ管（VP）と基本的な性能は同じですが耐衝撃性を大幅に高めているのが特徴です。
外部からの衝撃などが考えられる現場と給水配管には、HIVP管を使用する事で破損リスクの軽減が期待できます。
給水管・HIVP管とは？

・給水管の保温工事（ラッキング）

配管の交換後、給水管には保温工事（ラッキング）を行いました。
まずは、給水管全体に丸型保温材を巻いていきます。
これにより、冬場の凍結や結露の水滴を防ぎます。

保温工事のラッキングとは？ラッキングとは、保温材を守るために外側に金属カバーを取付ける作業のことです。
一般的には「水道管の保温カバー」や「配管の金属カバー」とも呼ばれています。

・ラッキングカバーの取付

保温材を巻き終えたら、外側にアルミ製のラッキングカバーを取付けていきます。
このカバーを付けることで、雨風や紫外線による劣化を防ぎ、配管の寿命を延ばすことができます。

コーナー部分にはエルボカバーを取付けて、継ぎ目にはシーリング材を充填し防水性や気密性を確保しました。

・保温工事（ラッキング）が完了

給水管の保温工事（ラッキング）が完了しました。
保温工事（ラッキング）を行う事で、配管を物理的な衝撃や紫外線から保護ができ、耐久性が大幅に向上しました。

・トイレの配管工事が完了

トイレの配管工事が全て完了しました。
排水管と給水管を交換し、保温工事（ラッキング）を行うことで耐久性を高めました。
これで、排水も適切になり詰まりなどの不安が解消されました。

■ 竪樋の部分交換

竪樋の継ぎ目が外れて応急処置として、テープが巻かれている状態でした。
雨樋の継ぎ目は専用の接着剤で固定されています。接着剤の劣化と共に接着力が弱くなって外れやすくなります。今回は、竪樋の破損部分を部分的に交換します。

【街の屋根やさん堺店が行った工場の雨漏り改修工事】
▶大阪市大正区より工場の雨漏り改修工事｜外壁・雨樋の水漏れ被害はガルバ角波張替と板金補修で問題が解消！

・部分交換する竪樋を切断

まずは、竪樋を交換する部分の位置を決めて切断していきます。
切断には周辺を傷つけないように、パイプソーを使用しました。

パイプソーとは？プラスチック（塩ビ他）や雨樋の切断・一般木材の剪定などオールマイティーに使用ができる、のこぎりの一種です。
特にプラスチック（塩ビ）の切断に特化し、切断面の仕上がりがよく水道工事などにも使用されている工具になります。

▶画像はモノタロウを参照

破損していた古い竪樋の切断が完了しました。

・固定バンドの撤去

竪樋を固定する為の固定バンドとナットを撤去します。
外壁側の金具部分は再利用しながら、バンドだけを新しく交換します。

・ソケットの取付

竪樋の上部にはソケットを取り付けます。
ソケットは竪樋同士をつなぐ接続部品です。

内側にはエスロンと言う、硬質塩化ビニル管用の接着剤を塗布して固定します。
▶画像はモノタロウを参照

・伸縮ソケットの取付（伸縮処理）

伸縮処理のワンポイント

雨樋は熱によって伸び縮みするのは、ご存じですか？

雨樋は温度変化によって伸び縮みします。
伸びた雨樋同士がぶつかり合う現象が何度か続くと、結果的に割れてしまう場合があります。
以前に雨樋の補修にお伺いしたお宅では、4～5㎝程度動いていました！
そこで伸縮ソケットを使用して雨樋同士に隙間を作って、熱で雨樋同士がぶつからないよう伸縮処理を行いました。