- リフォームを検討したきっかけは何ですか？どんなことで悩まれていましたか？
- 10年前くらいからの雨漏り。
- 弊社をどのように探しましたか？
- 知人の紹介。
- 何が決め手となり弊社にお問い合わせ頂きましたか？
- 紹介。
- 実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたか？
- 信頼できる。
堺市西区で雨漏りした住宅のベランダ防水工事・外壁シーリング補修・瓦修理工事｜豊富な施工写真と共に施工費用もご紹介
堺市西区にお住まいのS様から、住宅の雨漏りトラブルについてご相談をいただきました。
雨漏りはトイレやリビングやサンルームなど、住宅の様々な箇所で起きていました。
まずは目視で雨漏り調査を行い、サンルームの雨漏りは瓦屋根の不具合が原因になっている事が分かりました。
ベランダの防水層も劣化していますが、防水の劣化だけが雨漏りの原因とは断言できない状態でした。
その為、お客様とお話合いの上、散水調査を行って雨漏り原因を特定する事になりました。（散水調査は別途調査費用をいただいております）
散水調査で疑わしい所に水をかけると、集水器周辺や外壁クラックも雨漏りの原因になっていると判明しました。
S様に調査結果をお伝えし、今回は雨漏りの原因になっている箇所の各所工事を行う事になりました。
堺市西区 屋根補修工事,雨樋交換,雨漏り修理,防水工事,部分塗装,その他の工事,屋根材(瓦),雨樋工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根補修工事,雨樋交換,雨漏り修理,防水工事,部分塗装,その他の工事,屋根材(瓦),雨樋工事
- 施工期間
- 約4日
- 使用材料
- 【外壁クラック補修】シーリングプライマー、変成シリコン、補修用塗料
【ベランダ防水工事】カチオンフィラー、プライマー、通気緩衝シート、ウレタン塗料、錆止め塗料、洗濯機ホース
【瓦補修】改質アスファルトルーフィング（太陽印「レギュラー」）、ガルバリウム鋼板製板金、硬質塩ビ製雨樋
- 築年数
- 約50年
- 工事費用
- 500,000円（散水調査費35,000円含む）
まず、トイレでは雨漏りにより天井と壁のクロスが剥がれ、窓の木枠もズレていました。
クロスの剥がれや木枠のズレは雨漏りによる湿気が原因であると見られます。
トイレは強い雨が降った時に雨漏りするようです。
クロスの剥がれや木枠のズレは雨漏りによる湿気が原因であると見られます。
トイレは強い雨が降った時に雨漏りするようです。
クロスの浮きやサンルームの照明周辺の水濡れ跡が見られます。
雨漏りしているサンルームの上部に、瓦のズレが見られました。
瓦を固定するコーキングがべったりと大量に塗られており、瓦が浮いています。
このように瓦がズレたり浮いた隙間から、サンルームに雨漏りが起きたと考えられます。
瓦が落下する危険もあるため、早めに修理しなければいけません。
【参考】重くて硬い瓦の落下は二次被害を招きます
瓦を固定するコーキングがべったりと大量に塗られており、瓦が浮いています。
このように瓦がズレたり浮いた隙間から、サンルームに雨漏りが起きたと考えられます。
瓦が落下する危険もあるため、早めに修理しなければいけません。
【参考】重くて硬い瓦の落下は二次被害を招きます
ベランダの床面防水は劣化しており、ベランダに置いている洗濯機の排水ホースも亀裂で水漏れが起きています。
常にベランダが水濡れしている状態になり、劣化した床面から漏水した可能性もあります。
【参考】防水工事は陸屋根・ベランダ・バルコニーに必須のメンテナンスです
しかし、床面防水だけが雨漏りの原因であるとは断言できないため、お客様には散水調査をご提案させていただきました。
散水調査とは、疑わしい箇所に人工的に水をかけて雨漏りの原因を特定する方法です。
常にベランダが水濡れしている状態になり、劣化した床面から漏水した可能性もあります。
【参考】防水工事は陸屋根・ベランダ・バルコニーに必須のメンテナンスです
しかし、床面防水だけが雨漏りの原因であるとは断言できないため、お客様には散水調査をご提案させていただきました。
散水調査とは、疑わしい箇所に人工的に水をかけて雨漏りの原因を特定する方法です。
庇上部にある上合に水をかけると漏水が発生しました。
こちらは雨漏りしているトイレの上部に当たる場所です。
トイレは大雨の時だけ雨漏りするという事ですので、上合から溢れた雨水からトイレに雨漏りが起きている可能性が高いです。
散水するとやはり雨漏りが起きた為、リビングの雨漏りの原因は外壁のクラックと特定できました。
雨漏り箇所のクラックに対してVカットを行いました。
Vカットとは、グラインダーなどでクラックの幅と深さを広げ、V字型に削る方法です。
クラック部分をV字型にカットすることで、補修材がしっかりと奥まで浸透し、強固な修復が可能になります。
ヘアクラック（軽微なひび割れ）にはこの工法は行いませんが、構造クラック（深さ・幅の広いひび割れ）にはVカット工法で補修を行います。
Vカットとは、グラインダーなどでクラックの幅と深さを広げ、V字型に削る方法です。
クラック部分をV字型にカットすることで、補修材がしっかりと奥まで浸透し、強固な修復が可能になります。
ヘアクラック（軽微なひび割れ）にはこの工法は行いませんが、構造クラック（深さ・幅の広いひび割れ）にはVカット工法で補修を行います。
Vカット後、シーリングプライマーをハケで塗布しました。
プライマーは、外壁とシーリングの密着性や耐久性を高めるために使用します。
無色透明ですが、シーリングを打つ前に塗っておかないと持ちが悪くなるため、シーリングの効果を十分に発揮する為にも必ず塗っておきます。
プライマーは、外壁とシーリングの密着性や耐久性を高めるために使用します。
無色透明ですが、シーリングを打つ前に塗っておかないと持ちが悪くなるため、シーリングの効果を十分に発揮する為にも必ず塗っておきます。
変成シリコンは高い防水性能を持ち、長期間にわたり効果を発揮します。通常のシリコンと異なり、変成シリコンの上からは塗装が可能で外壁や屋根などの塗装前にも使用する事ができます。
【参考】屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
変成シリコンを充填した後は、ヘラで平らに均し、表面を整えました。
雨漏りの原因になっていた所をVカット工法で補修し、リビングの雨漏りの原因を解消しました。
最後に、コーキング補修した所に外壁用塗料を塗布しました。
塗料で保護する事でコーキング材の劣化を防ぎ、補修箇所の持ちが良くなり、雨漏りの再発を防ぎます。
クラック補修は、外壁塗装前に行う事が多いですが、今回は外壁塗装はご依頼いただきませんでした。
ちょうど手持ちの外壁用塗料があったため、周辺と多少色の差はありますが、サービスで部分的に塗装を行い、お客様にもお喜びいただけました（＾＾）
▶外壁クラック補修の詳しい様子はこちら
塗料で保護する事でコーキング材の劣化を防ぎ、補修箇所の持ちが良くなり、雨漏りの再発を防ぎます。
クラック補修は、外壁塗装前に行う事が多いですが、今回は外壁塗装はご依頼いただきませんでした。
ちょうど手持ちの外壁用塗料があったため、周辺と多少色の差はありますが、サービスで部分的に塗装を行い、お客様にもお喜びいただけました（＾＾）
▶外壁クラック補修の詳しい様子はこちら
まずは既存のベランダ床面にケレン作業を行います。
ケレンとは、既存のモルタル床面の表面を削り、汚れや古い塗膜を取り除く作業です。
スクレーパーやワイヤーブラシなどで表面を整える事で、防水がしっかり密着し、耐久性も良くなります。
ケレンとは、既存のモルタル床面の表面を削り、汚れや古い塗膜を取り除く作業です。
スクレーパーやワイヤーブラシなどで表面を整える事で、防水がしっかり密着し、耐久性も良くなります。
カチオンフィラーは優れた密着性と防水性を持ち、モルタルと新しい防水層の間の密着性を高め、傷んだ下地を補強する効果もあります。
下地が整ったら、プライマーを塗布します。
プライマーは下地と通気緩衝シートを接着する役割があります。
また、下地の小さな穴を塞ぎ、防水層の膨らみを抑える効果があります。
プライマーは下地と通気緩衝シートを接着する役割があります。
また、下地の小さな穴を塞ぎ、防水層の膨らみを抑える効果があります。
プライマーが乾燥したら、通気緩衝シートを床全面に貼り付けます。
通気緩衝シートは下地からの湿気を逃がし、防水層の膨れや剥がれを防ぐ役割を果たします。
通気緩衝シートは下地からの湿気を逃がし、防水層の膨れや剥がれを防ぐ役割を果たします。
シートの貼り付け後、脱気筒を取り付けます。
脱気筒は、内部に溜まる湿気を効率的に排出する効果があります。
湿気は高い所にあがっていく為、床面の水上側に取り付ける事が大切です。
脱気筒は、内部に溜まる湿気を効率的に排出する効果があります。
湿気は高い所にあがっていく為、床面の水上側に取り付ける事が大切です。
脱気筒周辺や床面の端部、ドレン周辺などにはジョイントテープを貼り付けます。
ジョイントテープは防水層の継ぎ目部分を補強し、漏水リスクを最小限に抑えます。
ジョイントテープは防水層の継ぎ目部分を補強し、漏水リスクを最小限に抑えます。
床面など広い部分はローラーで塗装し、入隅（角）はハケで塗料を重ねました。
1度目のウレタン塗装が乾燥したら、2回目のウレタン塗装を行います。
2回に分けて塗布する事で、厚みのあるしっかりとした防水層が形成され、耐久性・防水性の高い防水になります。
2回に分けて塗布する事で、厚みのあるしっかりとした防水層が形成され、耐久性・防水性の高い防水になります。
トップコートは防水層を保護し、紫外線や摩耗から守る役割があります。
定期的にトップコートの塗り替えを行う事で、ウレタン防水の寿命を延ばす事ができます。
老朽化していた床面防水が復活し、安心してお過ごしいただけるようになりました。
こういった鉄部は錆び始めると破損なども起きてしまう為、定期的に塗装を行って保護する事が大切です。
瓦屋根の不具合により、室内に雨漏り被害がありました。
雨漏り箇所のちょうど上部には瓦の浮きや板金の錆びが見られ、雨漏りの原因になっていると見られました。
土葺き瓦屋根は年数が経っており、下地や防水紙に劣化が起きていると考えられます。
今回はご予算をなるべく抑える為、瓦屋根全体を葺き替えるのではなく、雨漏り原因箇所である軒先のみ、防水性の高いガルバリウム鋼板の板金で補修する事になりました。
雨漏り箇所のちょうど上部には瓦の浮きや板金の錆びが見られ、雨漏りの原因になっていると見られました。
土葺き瓦屋根は年数が経っており、下地や防水紙に劣化が起きていると考えられます。
今回はご予算をなるべく抑える為、瓦屋根全体を葺き替えるのではなく、雨漏り原因箇所である軒先のみ、防水性の高いガルバリウム鋼板の板金で補修する事になりました。
こちらが雨漏りの原因になっていたようです。
既存の防水紙の上から、新しいルーフィングを敷設しました。
ルーフィングは屋根の防水性を左右する、非常に大切な資材です。
今回は防水性・耐久性の高い太陽印の改質アスファルトルーフィングを使用しました。
【参考】雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性
ルーフィングは屋根の防水性を左右する、非常に大切な資材です。
今回は防水性・耐久性の高い太陽印の改質アスファルトルーフィングを使用しました。
【参考】雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性
ルーフィングの上からガルバリウム鋼板の板金を取り付けました。
ガルバリウム鋼板をカットし、折り曲げ加工してビスで固定しました。
波板側に雨水が流れていかないよう、板金の端は折り曲げて返しにしています。
雨水が排水口に流れていくよう、勾配を取って板金を取り付けていきました。
ガルバリウム鋼板をカットし、折り曲げ加工してビスで固定しました。
波板側に雨水が流れていかないよう、板金の端は折り曲げて返しにしています。
雨水が排水口に流れていくよう、勾配を取って板金を取り付けていきました。
初めに撤去した2列の瓦のうち、1列は復旧しました。
葺き土やシーリングを使い、瓦を再度固定し直しました。
これで瓦屋根に降った雨水も板金に流れていくようになりました。
葺き土やシーリングを使い、瓦を再度固定し直しました。
これで瓦屋根に降った雨水も板金に流れていくようになりました。
屋根の脇に取り付けられていた板金は錆びが進行していた為、新しいガルバリウム鋼板の板金を上から重ねて取り付けました。
板金に流れてきた雨水が排水口に流れていくように雨樋を接続し、屋根に降った雨水の排水ルートが確保できました。
【参考】雨樋の修理・交換お任せください！
雨樋の詰まりはオーバーフロー（雨水が溢れる現象）の原因となり、雨漏りや外壁の汚れなど二次被害を引き起こすため、定期的な点検をお勧めします。
【参考】雨樋掃除は業者に頼める？雨樋詰まり対策と清掃方法もご紹介
瓦屋根の雨漏り修理が完了しました！
ガルバリウム鋼板製の板金で補修し、雨水が適切に排水されるようになりました。
土葺きの瓦屋根は築年数が経っている事がほとんどで、下地や防水紙に問題があるケースが多いです。
【参考】土葺き瓦屋根を葺き替えで地震・台風に強く！
今回は部分的な補修ですが、雨漏りが改善しました。
S様には「コストを抑えながら最善な提案をしていただき、ありがとうございました」と大変お喜びいただけました（＾＾）
ガルバリウム鋼板製の板金で補修し、雨水が適切に排水されるようになりました。
土葺きの瓦屋根は築年数が経っている事がほとんどで、下地や防水紙に問題があるケースが多いです。
【参考】土葺き瓦屋根を葺き替えで地震・台風に強く！
今回は部分的な補修ですが、雨漏りが改善しました。
S様には「コストを抑えながら最善な提案をしていただき、ありがとうございました」と大変お喜びいただけました（＾＾）
堺市西区で土葺き瓦屋根住宅の雨漏り修理を行ったS様の声
工事内容
- 屋根補修工事
- 雨漏り修理
- 雨樋交換
- 防水工事
- その他の工事
- 屋根材(瓦)
- 雨樋工事
- 当初、リフォームを依頼する会社にどんなことを期待されていましたか？
- 丁寧な仕事。適正な価格。フットワークの良さ。信頼ができるか。相談しやすいか。
- 弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか？した方はどこの会社と比較しましたか？
- 比較しました。
- 弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか？
- スタッフの皆様の人柄、丁寧な連絡対応、適確な調査。
- 工事が終わってみていかがですか？良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです
- コストを抑えていただきながら、最善なご提案をしていただけました。
中島様、山城様、ありがとうございました。
この工事と同じ工事を行った施工事例
同じ地域の施工事例
この工事と同じ工事を行った現場ブログ
8時～20時まで受付中!
0120-04-9346
