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現場ブログ
和泉市より台風被害で２階戸建て住宅の雨樋補修工事（軒樋・集水器・呼び樋）｜雨樋の外れや破損は早期対応を！

こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は和泉市より台風被害で雨樋補修工事（軒樋・集水器・呼び樋）を行った様子をご紹介します。
軒樋・呼び樋の外れやズレが起っている箇所は、新規取付けや再利用で雨樋の取付を行い、集水器のズレはさや管を新設し補修を行いました。
▶雨樋工事でお家を雨水から守る！雨樋の修理・交換、お任せください

▶前回行った現地調査の様子はこちらです。

台風被害で雨樋の外れやズレが発生した雨樋補修工事

雨樋補修工事：軒樋

以前の台風で外れてしまった軒樋

ベランダ下に取付けられていた軒樋は、以前の台風で外れたままになっていました。

軒樋の補強：受け金物の結束

今回は１階部分の作業の為、足場は設置せずに脚立やスライダーを使用して行います。
安全確認を行いながら、３人一組で慎重に作業します。

新設の軒樋を取付ける前に、再利用する受け金物の調整を行います。
軒樋は受け金物と言う金具にはめ込んで固定されています。
今回は台風の暴風で外れてしまわない様に、針金（銅線）を取付て上に渡して軒樋を補強していく準備をしていきます。

軒樋の取付

新しい軒樋を取付て、台風で外れない様に針金（銅線）でしっかり固定しました。
軒樋を取付ける時は、適切に雨水が流れるように少し勾配（傾斜）付けて取付ける事が重要になります。
今回は、半丸・１０５サイズのものを取付けています。
また雨樋は、雨水の浸入によって建物の腐食を避ける重要な役割があります。
以前の軒樋が外れた状態では、雨水が外壁や地面に直接流れ出し、建物の老朽化を早めてしまう場合があります。軒樋を取付けた事で、雨水の排水システムが蘇りました。

別の軒樋も補強しました

別の箇所に取付けられている軒樋にも、針金（銅線）でしっかり補強しておきました。
軒樋の補強は全部で３３ヵ所にもなりました。
これで軒樋の固定力や耐久性もアップし、お客様にも安心して頂けると思います。

雨樋の補修工事：呼び樋

台風７号で外れて浮いている呼び樋

今回の台風７号で、呼び樋が外れてグラグラ浮いてしまっている状態でした。

呼び樋は雨樋の中間地点です

名称	役割
軒樋	屋根から落ちてきた雨水を一旦受け取る場所になります。
集水器	軒樋に溜まった雨水を下水・地面へ流す為の中間地点です。
呼び樋	集水器と竪樋の中間地点の雨水を流す通り道となっています。
エルボ	雨樋に角度を付けて設置したい場合に、活躍する部材になります。
竪樋	軒樋➙集水器➙呼び樋と流れてきた雨水を、下水・地面まで落とす為の通り道が竪樋です。

▶雨樋の種類と素材を解説！交換・修理時に確認したい雨樋基礎知識

街の屋根やさん堺店で行った雨樋工事
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▶富田林市｜雨樋を固定する支持金具（でんでん）が抜け竪樋補修工事、雨樋を支える重要なパーツ

呼び樋の取付

軒樋に集水器を取付けた後、雨樋専用の設置薬剤で呼び樋と竪樋を固定します。
雨樋に角度を付ける為に、呼び樋と竪樋のジョイント部へエルボを取付けました。
これで適切な雨水の通路ができて、本来の雨樋の機能が発揮されます。

集水器のズレ補修

玄関先に取付けられている集水器が、ズレて外れかかっていました。

さや管の設置

集水器のズレを直す為に、こちらにさや管を設置します。
竪樋の下がりを上げるので、竪樋と排水溝の間に少し隙間ができ地面に雨水が流れ出します。
さや管を設置する事で、排水溝に雨水がスムーズに流れ外部に雨水が溢れ出す事はありません。

竪樋が入るように少し大きめにサイズカットした、塩ビ製・さや管の設置が完了しました。

さや管の設置が終わると、竪樋の下がりを上げて集水器のズレを直しました。
集水器はビス止めし針金（銅線）でズレない様に結束しました。

竪樋に支持金具（でんでん）を取付て、ズレ補修が完了しました。
金具の後が見られますが、これだけ樋がズレていた事になります。

雨樋の補修工事が完了しました

台風被害で雨樋の外れやズレが発生していた、雨樋工事が全て完了しました。
雨樋は住まいの排水システムを担っている、重要なパーツになります。
雨樋のに外れやズレが起ってしまうと、外壁や基礎部分に直接雨水が当たり、建物自体の耐久性が低下しています。
時期外れの台風シーズンなどの話題をニュースで、よく耳にします。
事前に行う住まいの点検が、雨漏りや部材の被害をくい止める事にもなるので、街の屋根やさん堺店の無料点検をご利用下さいませ！
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