大阪市住吉区にて火災保険を使用した雨樋工事｜原状回復のための費用をご紹介

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大阪市住吉区にて火災保険を使用した雨樋工事｜原状回復のための費用をご紹介

工事のきっかけ

大阪市住吉区のT様より「2階の雨樋が外れてしまったので見てほしい」とのご相談をいただき、現地調査を行ったところ2階部分の軒樋や呼び樋、竪樋の一部が脱落・破損していることが判明しました。
お客様は「長期的に住む予定はないので、5年ほどもてば十分」「できるだけ費用を抑えたい」とのご希望でした。
お客様とお話合いの上、仮設足場の設置、脱落した樋の交換・外れている箇所の接続補修をご提案し、工事のご依頼をいただきました。
火災保険を活用して必要最小限ながら確実な補修を行います。

施工の際に瓦の欠落や割れが見つかり、併せて補修を行いました。
外壁モルタルのクラック（ひび割れ）にもコーキング補修を行い、雨水が浸入しないように対策しておきました。
また、施工中に雨樋各所の状態を確認すると全体的に接着剤の塗布やビスでの固定がなく、時間と共に徐々に外れてしまう状態でした。
元々の固定が十分ではない状態であったため、接着剤・ビスでしっかりと固定し直しました。
雨樋の落下やズレのリスクが低減し、お客様にご安心いただけました。

大阪市住吉区屋根補修工事,雨樋交換,足場,火災保険,雨樋工事,屋根材(瓦)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根補修工事,雨樋交換,足場,火災保険,雨樋工事,屋根材(瓦)

施工期間: 3日

使用材料: 塩ビ製軒樋、雨樋用接着剤、ビス、銅線、銅板

施工内容その他: コーキング補修

築年数: 50年

工事費用: 310,000円

2階の雨樋が外れたとご相談

2階の軒樋が全長の半分ほど脱落していました。
以前に吹いた強風が原因で軒樋の受け金具が緩んだり変形することで、軒樋が脱落してしまった可能性が高いのではないかと思われます。
呼び樋も一部脱落しており、雨水の排水不良が起こっている状態です。

他にも外れている箇所が複数見つかりました。
このまま放置すると破損箇所が大きくなったり、周辺部分へ影響が出て来る可能性があるため補修が必要です。
雨樋がズレたり脱落すると雨水が適切に排水されず、外壁や地面に直接落ちてしまいます。
その結果、外壁の汚れや劣化・基礎部分の浸水・地面の浸食などの問題が発生する可能性があります。

今回お客様は火災保険を使用しての部分補修をご希望されていたためお話合いの上で下記の工事のご提案を行い、工事のご依頼をいただきました。

提案内容
・仮設足場の設置
・脱落した軒樋、呼び樋の交換
・外れている箇所の接続、補修

強風で落下やズレが発生した雨樋の修理

仮設足場の設置

今回の工事は2階部分の高所作業が主になるため、安全・効率的に作業を進めるために仮設足場を2箇所に設置しました。
足場の設置によって職人の動線が確保され、効率的に作業を行うことができます。

落下した軒樋の補修

2階の軒樋が脱落した箇所に、新しい軒樋を取り付けます。
新しい軒樋は塩ビ製のもので、接着剤とビスを使用して落下しなかった軒樋と接続させました。
軒樋の固定には銅線を使用してしっかりと固定し、再度脱落することがないように取り付けて排水機能が復活しました。
2階の屋根から雨水が地面に直接落ちることがなくなりました。

瓦の補修

軒樋を取り付ける際、瓦が一枚欠落している部分を見つけました。
瓦が欠落していると雨水が軒樋に適切に流れず、屋根下地に染み込むと雨漏りの原因となるため補修が必要な状態です。
銅板を瓦の形状に近づけて加工し、欠落部分に差し込んで固定しました。

また、割れている瓦が1枚あり、コーキングで補修を行っておきました。
小さな割れでも隙間から雨水の侵入リスクがあるため、早期対応をしておくことが大切です。
▶ちょっとした屋根の補修も街の屋根やさんにお任せください

外れた下屋の軒樋復旧

下屋の軒樋が一部外れていたため、復旧しました。
外れた軒樋に変形や破損はなかったため、そのまま使用して取り付け直しています。
こちらもしっかりと固定し直し、継ぎ目から雨水が漏れることのないように施工しています。

落下した呼び樋の復旧

呼び樋に一部外れた部分があり、復旧しました。
接着剤をしっかりと塗布した上でビス留めを行い、今後強風でも外れにくいように取り付け直しました。

外壁クラックにコーキング補修

外壁モルタルに複数のクラック（ひび割れ）が発生しています。
クラックは放置すると雨漏りや外壁材の劣化につながるため、コーキング補修を行いました。
▶屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

クラック部分にコーキング処理を施すことで、雨水の侵入を防いで建物内部の劣化や腐食を防止することができます。
モルタル外壁は地震や温度変化による収縮・膨張の影響で経年によってクラックが生じやすい傾向があります。
耐用年数は一般的には30〜40年となっていますが、適切なメンテナンスを行うことで長く使用することが可能です。

工事が完了しました

最後に足場を撤去して、全ての工事が完了しました。

今回、施工中に雨樋各所の状態を確認すると、全体的に接着剤の塗布やビスでの固定がありませんでした。
元々の固定が十分ではない状態であったため、接着剤・ビスでしっかりと固定しました。
雨樋の落下やズレのリスクが低減し、お客様にご安心いただけました。
【参考記事】堺市周辺で雨樋修理をお考えの方へ｜雨樋のメンテナンスのサインや修理方法、当店で行った雨樋工事の施工事例もご紹介します！

雨樋修理は梅雨前の今がチャンスです

雨樋はお住まいを守る大切な設備ですが、普段目にしにくい場所にあるため、不具合に気づきにくい部分です。
特に梅雨の時期は雨量が多く、雨水の排水不良による被害が表面化しやすくなります。
今回のように火災保険が適用されると、お客様の費用負担を抑えて必要な補修が可能になります。
「雨樋が外れてしまった」
「水がうまく流れない」
などトラブルがあれば、お気軽にご相談ください。
火災保険の申請サポートも行っておりますので、初めての方でも安心してご利用いただけます！
▶【最新版】火災保険が適用される屋根工事