大阪市住吉区にて3階建て住宅のズレた雨樋の補修工事｜高所作業車で施工した場合の工事費用や工事内容は？

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施工事例
大阪市住吉区にて3階建て住宅のズレた雨樋の補修工事｜高所作業車で施工した場合の工事費用や工事内容は？

工事のきっかけ

大阪市住吉区のI様より「3階の雨樋から雨水が落下して来て困っています」とご相談をいただいた事が工事のきっかけでした。

雨樋の状態を確認すると、風によって軒樋が横にズレていました。
位置がズレた事で軒樋同士の接続部が外れ、そこから雨水が地面に落下している様でした。
ズレた軒樋に引っ張られた事で呼び樋が外壁に当たって変形している箇所も見られました。
幸い雨樋に大きな破損はなく補修のみで継続使用が可能であったため、今回は高所作業車を使用して補修工事のご提案をし、施工を行いました。
屋根上から雨水が勢いよく流れて来て地面に落ちる事のない様に、今回新たに「煽り止め（あおりどめ）」を設置しています。
これで雨水の落下の心配がなくなり、お客様にはとてもお喜びいただけました。

当店はお困り事が解消して快適な状態になる様、お住まいの状態を考慮してできるだけお客様のご希望に沿った工事を心がけています。
お困り事があれば、まずは街の屋根やさん堺店にご相談下さいね。
▶メールにてお問い合わせ（24時間受付中）

大阪市住吉区雨樋交換,雨漏り修理,3階建て,雨樋工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 雨樋交換,雨漏り修理,3階建て,雨樋工事

施工期間: 1日

使用材料: 呼び樋、コーキング、板金、ビス、ステンレス線

施工内容その他: 高所作業車,コーキング

築年数: 29年

工事費用: 138,000円

雨水が溢れて来る軒樋

建物詳細　鉄骨3階建て住宅
築年数　　29年
不具合箇所　雨樋
相談内容
3階の軒樋が外れているのかわかりませんが、雨の日は大量の雨が地面に落ちて来るので困っています。
点検と見積りをお願いしたいです。

軒樋のズレ

軒樋と受け金具の位置がズレているのが確認できました。
受け金具が元々取り付けられていた箇所に跡があり、左方向に軒樋が移動したのでしょう。
恐らく風雨などの影響を受けて受け金具の位置がズレ出し、突風時に大き動いてしまったのだと思われます。

受け金具が外れ、軒樋が浮いている箇所がありました。
軒樋がしっかり固定できていないため、台風や強風を受けると大きく歪んだり飛散してしまう危険性があります。
梅雨が明け、これから台風のシーズンがやってきます。
さらなる風雨を受ける前に受け金具を増設するなど、しっかりと固定し直す必要があります。

呼び樋、上合の破損

軒樋が移動した事で、端部分にある上合（じょうご）と呼び樋が引っ張られている状態です。
建物角の壁に当たって変形し、凹みが生じています。
上合や呼び樋が変形すると、その部分から雨水が漏れて外壁や屋根を傷める原因となってしまいます。
また、雨樋内部に落ち葉やゴミが詰まりやすくなって雨水の流れが悪くなり、オーバーフローを起こす事も考えられます。
▶雨樋掃除は業者に頼める？雨樋詰まり対策と清掃方法もご紹介

軒樋接合部の外れによる逆勾配

軒樋同士の接合部が完全に外れており、ここから雨水が溢れていると判明しました。
軒樋は適切に雨水を排水させるために緩やかな勾配（傾斜）がつけられています。
接合部が外れた事で、軒樋が逆勾配（傾斜が逆になる事）になっています。
そのため雨水を排水させる竪樋（たてどい）に雨水が流れて行かず接合部に雨水が溜まってしまい、溢れて地面に落ちていっているのでしょう。
逆勾配もまたオーバーフローを起こしやすくなります。
こちらの住宅は3階建てなので上から落ちて来る雨水は勢いがあり、通行人にかかると危険もありますね。

工事のご提案

雨水の落下原因は風雨によって軒樋がズレて移動してしまい、軒樋同士の接合部が外れてしまったためと判明しました。
軒樋の位置移動によって逆勾配になり、上合・呼び樋の変形も発生していました。
お客様は雨樋全体の交換する事もお考えでしたが、そうすると住宅の形状により仮設足場の設置が必要になります。
足場設置すると工事費用が高額になる事をお伝えし、今回は高所作業車による各所部分補修のご提案を行いました。
工事のご依頼をいただき、後日施工します。

・軒樋の補修
・受け金具の増設
・上合、呼び樋の補修
・高所作業車の手配

▶雨樋の種類と素材を解説！交換・修理時に確認したい雨樋基礎知識

雨水が落ちて来る軒樋の修理

高所作業車の手配

今回の工事は高所作業車を使用します。
高所作業車を使用する際には、地上での安全確保のために作業車周りを区画する必要があります。
カラーコーンを立てて区画し、停車する場所が角地のため通行人や通行車両の安全に配慮しながら作業を行いました。

ズレた軒樋の補修

突風で横にズレた軒樋を正しい位置へ戻します。
軒樋に引っ張られて受け金具もズレて緩んでいたため、軒樋をしっかり固定する様締め直しました。
正しく雨水が流れる様に勾配（傾斜）の調整も行いました。

軒樋同士の接合部の補修

外れて雨水が落ちて来ていた軒樋の接合部を取り付け直しました。
再び軒樋が風でズレる事のない様にステンレス線で緊結し、しっかりと固定します。
ステンレス線は錆びにくく、腐食耐性にも優れています。

軒樋接合部の下側にはコーキングを充填して接着しました。
隙間を埋め、雨水が漏れる事も防ぎます。

軒樋の接合部分に、今回新たに「煽り止め（あおりどめ）」を取り付けました。
屋根上側から雨水が流れた時に、雨量が多いと雨水が勢いよく流れて飛び出す可能性がありました。
煽り止めは流れて来た雨水が軒樋に落ちる時、跳ねて飛び散る事を防いでくれます。
3階から落下する雨水は勢いよく地面に落ちてしまいそうですが、煽り止めを設置する事で落下の心配がなくなりました。

呼び樋の部分交換

ズレた軒樋に引っ張られて壁に当たり、変形していた呼び樋を部分交換しました。
変形した雨樋は適切な排水を妨げてしまいますが、これで排水機能が復活しました。
雨樋は複数のパーツを繋げて造られているため、状態によっては破損した箇所のみ交換する事も可能です。
費用を抑えて一部の雨樋だけ交換したい・修理したいなどのご希望がある時はご相談下さい。

工事が完了しました

全ての工事が完了しました！
雨樋から雨水が溢れて地面に落下する事がなくなり、お客様もとても安心されていました。
当店はお困り事が解消して快適な状態になる様、お住まいの状態を考慮してできるだけお客様のご希望に沿った工事を心がけています。
お困り事があれば、まずは街の屋根やさん堺店にご相談下さいね。
▶雨樋の修理・交換お任せください！費用と火災保険利用について

工事内容