屋根裏での現在は漏水していない状況ですので、屋根に上がって危険ヵ所や不具合点及び谷樋付近の点検調査しました。
左上の写真は連棟の隣家に向けて撮影しました。
錆が発生している箇所が階下への漏水部分で、隣家際が水上で谷樋がオーバーブローしやすい状態です。
右上ののし瓦面戸漆喰も経年劣化が現れ、棟の歪みも見受けられます。
下の左右写真は笠木部分の現状で、赤矢印の継手部のコーキングも劣化していますし、黒矢印1ヵ所で10㍍×4㍍の屋根面積を集約排水していますので、能力的・谷樋の劣化的にも改修が必要と思います。
以上の調査結果を併せて、お客様と協議のうえ部分補修(谷樋と笠木廻り)と、材料違いの屋根葺き替えに樋改修2パターンの計3案の見積りを提案させて頂く事に成りました。
