堺市美原区にて台風7号で棟板金が飛散｜応急処置として外れた棟板金を取り付け仮復旧させました

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堺市美原区にて台風7号で棟板金が飛散｜応急処置として外れた棟板金を取り付け仮復旧させました

こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は堺市美原区にて、台風7号の被害によって棟板金（むねばんきん）が飛散した住宅の現地調査の様子をご紹介します。
台風7号は様々な爪痕を残していってしまいました。
台風が過ぎ去った後は、お家の周りに異変がないか一度確認してみましょう！
異変があった場合は無理にご自身で修理しようとせずに、安全の為に業者に依頼して下さい。
▶メールにてお問い合わせ（24時間受付中）
▶高所作業はとても危険、間違った施工をしないためにも屋根のDIYは行わないでください

今回現地調査を行ったのはこちらの住宅です。

建物詳細　木造２階建て住宅
築年数　　18年
屋根材　　スレート（コロニアル）
相談内容
台風7号の影響で棟板金が剥がれて落下した。
点検と見積りをして欲しい。

こちらの住宅は新築以来、屋根のメンテナンスをした事はないそうです。

屋根の状況

飛散した棟板金

屋根に上がってみると棟板金（むねばんきん）の一部が外れて落下して、下地木材である貫板（ぬきいた）が露出してしまっている状態です。
残った棟板金も外れかかっている箇所がありました。
棟板金はお家の一番上に設置されている為雨風の影響を受けやすく、台風や強風の被害に遭いやすい部分なのです。

外れて落下した棟板金はお客様が敷地内に保管されていました。
板金は飛散した衝撃で曲がってしまっています。

屋根に残った棟板金の状態

屋根に残った棟板金を確認すると、固定している釘のピッチが荒い状態でした。（釘と釘の間隔が広い）
ピッチが荒く、打たれている釘が少ないと当然その分固定力は弱まります。

固定力が弱い為、他の棟板金も浮いて剥がれかけています。
浮いた部分の隙間から雨水が入り込んでしまうのも心配ですね。
▶屋根の板金が浮いていると言われたら？するべき対策と注意事項

釘が浮いたり、完全に抜けてしまっている箇所がありました。
築10年以上を過ぎた住宅では、ほとんどの場合棟板金を固定する釘が緩んでしまっています。
どれだけしっかり打ち込んでいても、経年による劣化は免れません。
この状態では、再び強い風が吹いたら残った棟板金も簡単に吹き飛ばされてしまうでしょう。
台風や強風で被害を受けない為にも、定期的なメンテナンスをする事が非常に大切です！
▶その台風による屋根への被災、予防できたかもしれません