堺市中区にて台風被害の住宅点検｜２階ベランダ屋根・ガラスネット入り塩ビ波板が飛散！フック外れは固定力低下

HOME
現場ブログ
堺市中区にて台風被害の住宅点検｜２階ベランダ屋根・ガラスネット入り塩ビ波板が飛散！フック外れは固定力低下

こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
今回は、堺市中区で２階ベランダのガラスネット入り塩ビ波板が飛散した台風被害の住宅点検をご紹介します。
台風の暴風に煽られたガラスネット入り塩ビ波板は、波板を固定しているフックが外れ割れて飛散していました。台風などの自然災害で建物に被害を受けた場合は、火災保険（建物）・風災が基本補償に入っていれば、保険が適用されて費用の負担が軽減されます。当店でも、火災保険時に提出する見積書と現場写真の作成を承っていますので、ご相談下さいね。
▶保険申請時の流れはこちらのコラムをご覧ください
▶街の屋根やさん堺店・２４時間メール受付中

こちらが住宅点検を行った建物です。

建物詳細　木造２階建て住宅
築年数　　47年6ヵ月
不具合箇所　２階ベランダ屋根
相談内容
台風で２階ベランダ屋根（波板）が飛んで割れてしまった。

波板やフレームの状況を、詳しく確認したいと思います。

堺市中区のベランダ波板が台風被害で飛散した住宅点検

台風で飛散したガラスネット入り塩ビ波板

２階ベランダ屋根に取付けられていた、ガラスネット入り塩ビ波板が飛散していました。
ガラスネット入り波板は、塩ビ製波板にガラス繊維ネットを込んで、素材の強度を強めた波板になります。
塩ビ製波板と比べて劣化しにくいのが特徴ですが、環境にもよりますが耐用年数は５年程度と言われています。波板に変色や硬化が見られたら、早めの交換をオススメします。
ベランダは壁がないので、暴風が吹き荒れると波板が飛んだり、飛来物が当たって割れるなどの台風被害によるご相談を当店でも多く受付ました。

街の屋根やさん堺店で行った台風被害の波板調査
▶和泉市リピーターン様のベランダ屋根・ポリカ波板が外れ飛散した調査
▶堺市南区｜物干し塩ビ製波板屋根とジャバラが劣化した現地調査
▶羽曳野にて台風被害でベランダ波板が飛散｜足場を設置して波板の張り替えをご提案

波板の割れや変色

暴風によって波板が割れていました。
塩ビ製波板と同様に、紫外線の影響を受けると硬化が進んでしまい、割れやすくなってしまいます。

日常的に紫外線を受けていた波板には、茶褐色に変色が起っていました。
画像の様に、軒下と軒がなく紫外線を受けていた波板では、変色する速度の違いが顕著に表れています。

フックの外れ

少し見にくいですが、波板を固定しているフックが緩み外れています。
固定するフックは波板に穴を開けて、通したフックを回転させて枠に引っ掛けて固定しています。
フックの間にあるパッキンが痩せてくると、風で波板が動き今回の様に暴風などが吹くと、波板の破損や飛散に繋がります。