堺市南区のリピーター様宅にて剥がれかけた幕板の現地調査｜幕板を固定する釘が抜けていることが原因でした

HOME
現場ブログ
堺市南区のリピーター様宅にて剥がれかけた幕板の現地調査｜幕板を固定する釘が抜けていることが原因でした

こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は堺市南区のリピーター様より、幕板（まくいた）が剥がれ落ちそうなので点検して欲しいとご連絡をいただき、調査を行った様子をご紹介します。
当店ではこういったリピーター様からのご依頼をよくいただいております。
お住まいのお困りごとは些細なことでも当店へお気軽にご相談下さいね。
▶メールにてお問い合わせ（24時間受付中）

幕板（まくいた）が剥がれかけているとご相談

建物詳細　木造2階建て住宅
築年数　　43年
屋根材　　スレート
相談内容
玄関側の幕板が剥がれ落ちそうなので点検・見積りをして欲しいです。

お客様宅では3年前にも住宅の裏側の剥がれかけた幕板の補修を行っています。
今回は、3年前に修理を行わなかった反対側の幕板が剥がれかけているとのことで、調査に伺いました。
▶前回の現地調査の様子はこちら
▶工事の様子①
▶工事の様子②

幕板（まくいた）とは？

幕板とは屋根や壁の接合部を隠すために取り付けられる部材で、ツートンカラーの外壁の境目に取り付けられていることが多いです。
今回は軒樋を隠すために取り付けられているようでした。

幕板の役割

●美観性の向上
幕板を設置することで部材の境目や接合部を隠し、建物外観の美観性を向上させます。
●保護機能
幕板は風雨や日光から建物の接合部分を守る役割もあり、木材や外壁の劣化を防いでくれ、建物の耐久性が向上します。
●虫やゴミの侵入防止
屋根と壁の隙間を隠すことで虫やゴミ・埃の侵入を防ぐ効果があります。

剥がれかけている幕板

幕板の点検を行うと、幕板と軒樋の間に隙間ができて剥がれかけていました。
前回同様、経年劣化や風雨の影響によって幕板を固定する釘の固定力が低下し、抜けていることが原因です。
この状態では幕板が破断、落下する可能性が大きいためとても危険です。
お客様もこのままでは幕板が落下して近所迷惑にならないかと、ご心配されていました。

幕板は板金で巻いてカバーされている状態ですが、板金が歪んで凸凹している箇所がありました。
釘の固定力が低下して緩んでいるところに、風雨の影響や幕板・雨樋の重さなどによって歪みが生じたのだと考えられます。

板金に色褪せが生じています。
常に紫外線や風雨に晒されている板金は塗膜が劣化し、徐々に色褪せていきます。
塗膜の劣化が進むと防水性が低下し、板金が錆びたり腐食する場合があります。
また、住宅正面に位置しているため景観的にも気になりますね。

調査が完了しました

堺市南区にて、剥がれかけた幕板の現地調査が完了しました。
現状をお客様にご説明して3年前と同様に、軒樋や幕板を全て撤去して鼻隠し・軒樋を新設する工事のご提案を行いました。

提案内容
・仮設足場の設置
・既存軒樋や幕板の撤去
・鼻隠し、軒樋の新設

工事のご依頼をいただき、後日施工しました。
▶工事の様子はこちら

お住まいのお困りごとは街の屋根やさん堺店へ！

当店ではありがたいことに、リピーター様からのご相談や工事のご依頼を多くいただいております。
当店ではまず無料の現地調査でしっかりと状態の点検を行います。
その後お客様のご要望もお伺いし、適切な工事のご提案をさせていただきます。
お客様にご安心・ご満足いただけるよう日々尽力しておりますので、お住まいのお困りごとは是非当店までご相談下さい！
▶街の屋根やさんがご提供する5つの安心