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堺市南区にて足場の設置と新設する鼻隠しの下地を設置しました

堺市南区にて足場の設置と鼻隠しの下地を設置しました。

現在軒樋に付いている樋隠しの幕板が垂れ下がっている状態となっております。
現地調査時に応急処置として番線を括りつけて落ちないように固定しておりますが、
まずは幕板の撤去を行います！！

調査時のブログはこちら➤堺市南区にて垂れ下がっている樋隠しの幕板の現地調査と応急処置

➤鼻隠し・破風板・ケラバの役割と補修方法
➤屋根の内部の構造ってどうなっているの？
➤屋根を支える垂木、役割とメンテナンス　

足場の設置

まずは足場を設置できるようにする為に、テラスの波板を仮撤去します。
工事が終わり、足場を撤去した後にテラスの波板を復旧しますので、傷をつけてしまわないように
波板を慎重に外してから足場を設置します。

※足場は高所での工事を行う際に欠かせない存在です。

一番の目的はもちろん作業者の安全対策ですが、他にも作業効率の向上や、

材料や道具の運搬もスムーズに行えるようになります。

既存の幕板、雨樋等の解体

足場の設置が完了しましたので、既存の幕板や雨樋、水切り金物を解体しました！！
幕板は長く重量もありますので
取り外す際は足場の上に５人で並び、支えながら外しました。

釘の浮きや木材の劣化が多く見受けられ、幕板の取り外し自体は容易であったので、
垂れ下がっているままの状態でしばらく放置していたら落下していた可能性が高いかと思われます。
早い段階で工事が出来てよかったです(^^)/

鼻隠しの下地新設

鼻隠しを新設する前に、鼻隠しを固定する下地を新設します！

まずは既存の雨樋、幕板を固定していた飛び出ている部分の下地を切断し、
面を合わせて下地を取り付けれるようにします。

鼻隠しと雨樋を取り付けた際の重量を考慮すると、
下地に使用する１２ｍｍの厚みのベニヤ板を２枚重ねることにしました。

１枚目のベニヤ板の上に２枚目のベニヤ板を固定して下地の面を合わせます。

※下地に凹凸ができてしまうと鼻隠しを取り付けても隙間が出来てしまい、

隙間から風が入りこみ捲れ上がりやすくなってしまいます。

木工用ボンドを接着面に塗り、ベニヤ板をビスで固定して下地の新設が完了しました！！

鼻隠しをしっかり取り付けても下地の強度が弱いと下地事外れてしまう可能性があります。
今回の工事で下地の強度もしっかりとしたものになりましたので、
より頑丈に鼻隠しを取り付けることが可能になりました！

次回のブログで鼻隠しと雨樋の新設工事の様子をご紹介させていただきます(^^)/

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