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堺市南区にて鼻隠しと雨樋の新設工事を行いました

堺市南区にて鼻隠しと雨樋の新設工事を行いました！！

前回の工事では足場の設置、既存の雨樋と鼻隠し廻りの撤去を行い
鼻隠しを固定する下地の設置までを行っております(^^)/

調査時のブログはこちら➤堺市南区にて垂れ下がっている樋隠しの幕板の現地調査と応急処置
前回の工事ブログはこちら➤堺市南区にて足場の設置と新設する鼻隠しの下地を設置しました

➤鼻隠し・破風板・ケラバの役割と補修方法
➤屋根の内部の構造ってどうなっているの？
➤屋根を支える垂木、役割とメンテナンス　

鼻隠しの設置

鼻隠しを取り付ける前に、下地面下部の既存の木部とモルタルの先を雨水から
守るために水切りを取り付けます。
鼻隠しを設置すると表面は隠れる部分になりますが、
既存の木材とモルタル部分はに水が廻らないように水切りを取り付けました。

先程設置した下地面に合わせて鼻隠しをビスで固定していきます。
厚み１２ｍｍのベニヤ板２枚で下地を組んでいますのでビスの効きもよく、
しっかりと鼻隠しを固定出来ました！

鼻隠しの材料は窯業（ようぎょう）系の板を使用しています。
窯業系の板は耐久性、耐火性に優れており、破風板や外壁のサイディングなど多くの住宅で
使用されております。

鼻隠しの繋ぎ目に少し隙間を開けて、その隙間には『変成シリコン』を充填しました。

鼻隠し同士を引っ付けて固定すると強風等で煽られた際に
お互いが引っ張りあってしまう場合があるので隙間を開けて、
弾力性があり将来的にも上から塗装が可能な変成シリコンを使用しました(^^)/

鼻隠しと先程打ち込んだビスの頭の色を合わすために
『タッチアップ』塗料をビス頭に塗り、色を合わせました！！

タッチアップとは・・・
・塗装の塗り残しや傷を塗装で補修　　　　　　　　　　　　　
・釘頭やビス頭を周りの色に合わせて塗装　　　　　　　　　　
・汚れを既存の色に合わせて部分的に塗り替える　　　　　　　
・壁や天井などを補修した材料を周りの色に合わせて塗料を塗る

雨樋・軒先水切りの設置

軒先の水切りと軒樋の吊り金具を設置しました。

軒先に水切りを設置することにより、屋根から流れ落ちる雨水をスムーズに軒樋へと排水できます。

軒樋を固定する吊り金具を鼻隠しに取り付けました。
吊り金具は軒樋の内側から引っ掛けて固定します。金具部分がほとんど隠れるので
下から見ると金具部分があまり見えずスッキリとした見た目になります(^^)/

吊り金具に軒樋を固定して、軒樋の設置が完了しました！！

工事前の状態は軒樋に樋隠しの板金巻きの幕板が付いていました。
見た目は軒樋が隠れているのでスッキリしていましたが、
重量が多くかかってしまい幕板が垂れ下がるという事が起きましたので、
今回は樋隠しの幕板を使用せずにこのままの状態にします(^^)/

最後に新設した軒樋から既存の竪樋に呼び樋をつなぎます。

新設した軒樋のドレン（雨水を軒樋から竪樋に排水する器具）に呼び樋をつなげて
エルボという部材で角度を変え、既存の竪樋へとつないで雨樋工事が完了です！！

足場の撤去、テラス波板の復旧

鼻隠しと雨樋の新設工事が完了しましたので、
足場の撤去を行いました！

足場の設置費用はかかってしまいますが、
高所での作業や屋根工事に足場は欠かせません。

何故欠かせないかといいますと、
作業する職人の安全性を守ることが
１番の目的ですが、
作業効率の向上や道具や材料の荷揚げなども
足場があれば安全でスムーズに行えます！

足場の撤去が完了しましたので、仮撤去していたテラスの波板を復旧します。

元の状態に戻すのはもちろんですが、既存の状態で不足していた
波板を固定するフック等を新しくつける等をして
元の状態よりもしっかりと波板を復旧させていただきました！

全ての工事が完了しました

すべての工事が完了しました！！

調査時の状態では軒樋隠しの幕板が垂れ下がっていて危険な状態でしたが、調査をしてから早い期間で
工事が出来てよかったと思います！
お客様もこれで安心できると喜んでいただけました(^^)/

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ご連絡お待ちしております(^^)v

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