大阪市東住吉区の4階建て賃貸マンションにて雨漏り｜取り合い不具合部分に雨水が溜まって隙間から漏水していました

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大阪市東住吉区の4階建て賃貸マンションにて雨漏り｜取り合い不具合部分に雨水が溜まって隙間から漏水していました

こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は大阪市住吉区にて4階建て賃貸マンションの屋上から雨漏りするとご相談があり、現地調査を行った様子をご紹介します。
4階建てマンションのような建物では雨漏りが発生すると構造体へのダメージが広がり、建物全体の安全性や資産価値を低下させる場合があります。
点検・メンテナンスをお考えの方は、当店までお気軽にご相談ください。
▶メールでのお問合せは24時間受付中

4階建てマンションの屋上から雨漏りするとご相談

今回調査を行ったのはこちらのマンションです。

S造（鉄骨造）の4階建てマンションで雨漏りしており4階の廊下に雨染みがあるため、雨水の侵入経路を探して欲しいとご相談がありました。

S造マンションとは

S造とは鉄骨構造（Steel Structure）のことです。鉄骨（鋼材）を主な構造材として使用する建築方式で、軽量で強度が高く、施工が比較的容易であるためマンションやビルなど中高層の建物でよく用いられます。

雨水の浸入経路を調査します

今回の案件は、マンションの4階廊下に雨染みが発生していました。
雨染みの上には屋上と屋外階段があり、上がって雨水の浸入経路を探します。

漏水箇所周辺を点検すると、晴れた日が続いているにも関わらず水が溜まっている箇所がありました。

詳しく調べると、この部分が本来水の流れる向きと逆の勾配になっていることがわかりました。
逆勾配であると雨水が排水されずに溜まり、オーバーフローを起こします。
外壁と屋外階段の取り合いに小さな隙間があり、そこから溜まった雨水が漏れて階下に伝い、廊下に落ちているようです。

屋上防水は問題ありません

屋上全体の点検も行いましたが、他に雨漏りの原因となりそうな箇所はありませんでした。
屋上は経年によって防水効果が徐々に薄れ、メンテナンスを怠ると雨漏りのしやすい箇所です。
念入りに点検を行いましたが、現状では問題はありませんでした。
▶屋上防水とは？防水工事の種類・価格などを比較解説

点検が完了しました

4階建てマンションの雨漏り点検が完了しました。
雨漏りの原因は逆勾配になってる角部分に雨水が溜まり、隙間から漏水していることが原因だと判明しました。
お客様へ状況を詳しくご説明し、隙間を防水して勾配を調整することで懸念されている漏水が解消されると思われることをお伝えしました。
傾斜をつけて雨水の滞留を防ぐことで、雨漏りリスクを軽減することができます。

マンションやアパートなどの点検・メンテナンスもお任せください

共同住宅における雨漏りは居住者の生活環境に大きな影響を及ぼすだけでなく、建物全体の構造にダメージを与える危険性もあります。
雨漏りを放置すると建物の構造材の影響を及ぼして修繕費用が高額になる場合や、物件の資産価値が低下し、将来的な売却や賃貸にも影響を与えます。
定期的な点検やメンテナンスが居住者の生活や、資産価値を維持することに繋がります。
当店ではこういった点検・メンテナンスにも力を入れておりますのでお気軽にお問合せください。
【参考】堺市中区にて賃貸アパートの雨漏り修理を行った現場