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現場ブログ
岸和田市で波型スレートのケラバ一部が飛散！現地調査と補修工事

こんにちは、街の屋根やさん堺店です！

岸和田市にて倉庫として使用している波型スレートのケラバが飛散した
現地調査と補修工事の様子をご紹介させて頂きます。
ケラバの他にも不具合箇所がないか一緒に確認します！

お客様は台風シーズンが近づいているので、雨漏りが起らないか心配されていました。

▶屋根工事のご依頼・ご相談が初めての方へ

現地調査の様子をご紹介します！

ケラバの飛散状況

ケラバは棟辺りと軒先の２箇所が飛散していました。
このままでは雨水が侵入し雨漏れの発生や、強風時に残りのケラバも飛散する恐れがあります！

ケラバとは切妻屋根や片流れ屋根の外壁から出っ張っている
屋根部分の内、側面部分をケラバと呼ぶ。

日当たりの調節や外壁の紫外線による劣化の坊止、雨水の侵入を防ぐ役割があります。

▶不具合は雨漏れに繋がる！ケラバの修理方法をご紹介

屋根：波型スレート（大波）

波型スレート（大波）は経年劣化が見られ、クラック（ひび割れ）や、固定している釘が錆びて浮いていました。

釘浮きやクラックが起こると隙間ができる為、雨水が浸入しやすくなり雨漏れの原因になってしまいます。

波型スレートは劣化が進行すると割れやすく、踏み抜く場合があり調査を行う時は慎重に行います！！

▶大波・小波スレートの最適なメンテナンス方法

波型スレートについて

波型スレートについて波型スレートは、セメントと繊維を成形して作られた波型の建材。
主に工場や倉庫などで多く使用されています。
大幅なメンテナンスを行うことなく、築５０年以上の多くの建物が存在することから優秀な建材と言える。
また、2004年以前に製造されたものはアスベストが含有されていましたが、2004年以降はアスベストを用いずノンアスベストスレートで製品化されています。　　　

波型スレートのメリット・デメリットは？

建材名	メリット	デメリット
・波型スレート	・耐久性，耐火性，遮音性に優れている	・形状の性質上、砂埃や土埃が付着しやすく汚れやすい
・波型スレート	・価格が比較的安価である	・アスベストが含有されている　　　（2004年以前のものは、廃材処理費用が高い）

軒樋

軒樋の継ぎ手が破損し外れていました。

恐らく、強風等の影響を受け、比較的弱い継ぎ手部分が外れてしまったと思われます。

強雨時は外れた箇所から雨水が溢れ、地面が水浸しになってしまいます。

お客様へのご提案内容は・・

お客様に現状をご説明し、工事のご依頼をいただきました。
下記の内容で、補修工事を進めていきます。

『工事内容』

●　ケラバ飛散箇所→スレートケラバの取付け

●　屋根：釘の浮き→新規ビスの打込み

●　屋根：クラック箇所→コーキング補修

●　軒樋の外れ→継ぎ手部分の補修，受け金物取付

屋根・雨樋の補修工事を行います！

ケラバの取付け

ケラバが飛散していた箇所へスレートケラバを取付けました。

波型スレート専用の部材で、波とケラバコーナーが一体となりL字型になっています。
専用のビスでしっかりと固定をしました。

これで雨水の浸入を防ぐ事ができ、夏の不安定な天気にも安心です！！

屋根：釘の浮き→新規ビスの打込み

スレートを固定している釘浮き箇所の近くに、新しいビスを打込みます。

既存の釘を抜き、新しいビスを打込むのが望ましいのですが、
劣化している釘は抜く際にスレートが割れたり折れてしまう事が多く、
今回は既存の釘近くに新しいビスを打込みました！

使用したビスの上部には、雨水の浸入を防ぐ事ができるゴムパッキンが取り付けられています。
しっかりスレートを固定する事ができ、雨漏れの心配は解消されます。

浮いている釘をそのままにしていると隙間から雨水が浸入する恐れがある為、
隙間へ変成シリコンを打ち、釘を再度打込み隙間をなくしました。

クラック箇所→コーキング補修

屋根材のクラック(ひび割れ)箇所にはコーキングガン
で変成シリコンを充填していきます。

コーキングには防水効果があり、クラック箇所の隙間を埋めて、雨が入り込まないようにしておきます。
場所と用途に適したコーキング材を選ばないと剥がれなどが起こり、補修の際は注意が必要です！

▶コーキングやシーリングの種類と使用法

軒樋の補修

軒樋の継ぎ手が外れている箇所は、
専用の接着剤で継ぎ手部分を補修し、受け金物を取付けました。

これで雨水がスムーズに流れ地面が水浸しにならずに済みますね。

又、受け金物と軒樋を結束し固定をしましたので
少々の雨水荷重が掛かっても外れは起きないと思われます。

▶雨樋工事でお家を雨水から守る！

今回の屋根・雨樋の補修工事が全て完了しました！

現地調査と補修工事が完了しました！

お客様から早急に工事のご依頼をいただいたので、
雨漏りが起こる前に、不具合箇所の補修工事ができて良かったです！

雨漏りが起こると、内装などの被害も大きくなり、
高額な工事費用が必要になります。
屋根などのメンテナンスは、被害が出る前に行う事を
おススメします！

▶被害が出る前？出た後？屋根工事はどちらがオトク

街の屋根やさん堺店では、現地調査やお見積を無料で
行っています。
高所にある屋根の上も、当店でしっかり調査し
現場写真をお見せしながら、お客様にご説明させて頂きます。
当店の無料点検をご利用下さいませ。

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