堺市中区でラミネート天井の貼り替え工事｜雨漏り被害を受けた天井を柾目ラミ天に貼り替えた場合の施工費用を施工写真と共にご紹介

HOME
施工事例
堺市中区でラミネート天井の貼り替え工事｜雨漏り被害を受けた天井を柾目ラミ天に貼り替えた場合の施工費用を施工写真と共にご紹介

工事のきっかけ

堺市中区のK様より、「雨漏りで天井に染みができている」とご相談がありました。
雨漏りしているのは和室の天井で、ラミ天（ラミネート天井）に大きな雨染みができており、バケツで雨水を受け止めている状況でした。

調査の結果、雨漏りの原因になっているのは下屋（1階の屋根）や外壁のひび割れと判明しました。
前回、下屋や外壁の補修で雨漏り原因が解消できたため、今回は天井貼り替え工事を行うことになりました。

既存のラミネート天井は「杢目（もくめ）」と呼ばれる柄でしたが、今回は「柾目（まさめ）」と呼ばれる直線が特徴の柄を採用し、和室が落ち着いた印象の仕上がりになりました。

雨漏り修理,その他の工事,屋根材(瓦)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 雨漏り修理,その他の工事,屋根材(瓦)

施工期間: 1日

使用材料: ラミネート天井（柾目）、又釘

施工内容その他: 天井貼り替え

築年数: 40年

工事費用: 93,000円

雨漏り被害のあった和室天井

以前行った現地調査で、和室天井に雨漏りの被害が確認されました。
▶前回行った現地調査の様子
天井には雨染みが広がり、天井板のたわみも見られました。
雨漏りは室内環境を損なうだけでなく、放っておくと建物の構造にも悪影響を及ぼす可能性があるため、できるだけ早急に修理を行う必要があります。

雨漏りの原因となっていた下屋や外壁は、前回修理を行ったことで雨水の侵入を防ぐことができました。
▶下屋の補修・外壁クラックの補修の様子

前回の工事で雨漏りの原因を解消できたため、今回は雨漏り被害を受けた和室天井の貼り替えを行います。
既存の木目（もくめ）ラミネート天井から、新しい柾目（まさめ）ラミネート天井に貼り替えます。

ラミネート天井の特徴

ラミネート天井（通称ラミ天）とは、合板の表面に薄いフィルムを貼り付けた天井材です。
変色がしにくく耐久性にも優れ、天然木を使った無垢材の天井よりもコストが抑えられ、お手入れも簡単です。
ラミネート天井の柄には大きく分けて杢目（もくめ）と柾目（まさめ）があります。

木目は木の年輪が作り出す曲線的な模様で、自然な風合いが特徴です。

柾目は、木を縦に切ったときに現れる直線的な木目で、落ち着いた印象を与えます。

ラミネート天井の貼り替え工事

K様とのお打合せの結果、既存の杢目ラミ天から柾目ラミ天への貼り替えを行うことになりました。

施工前に部屋内の養生

施工前に、まずは部屋の中の養生作業を行いました。
天井貼り替え工事では埃や細かい木くずなども発生します。今回作業を行うのは天井のみですが、床や壁、テレビやタンスなどを保護し、綺麗な状態で引き渡しができるようにしておきました。

既存の木目ラミネート天井の撤去

雨漏りでシミができた既存のラミネート天井を慎重に撤去しました。

既存天井材を撤去した後、天井の下地を点検しました。
天井の下地にも雨漏り被害で腐食などが見られた場合は、天井板をしっかり留め付けできないため、補強や交換を行います。
雨漏りによる腐食や劣化がないか確認したところ、大きな問題は見られませんでした。

新規ラミ天の取り付け

新しい柾目ラミ天の取り付けを行います。

端から順に又釘と呼ばれる釘で留め付けていき、ラミ天両端の凹凸をかみ合わせて取り付けていきます。

最後に取り付ける天井板には釘が打てません。そのため、天井板の裏側に重しとなる石を入れ、廻り縁にはめ込むように固定して仕上げます。
重しの石があることで天井板が浮き上がらず、次に撤去する際も持ちあげるだけで取り外しができます。