当店にて改修工事を行った施行不良の事例3選｜間違った施工が起こる原因や業者選びのポイントをご紹介します！
2025.03.25
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。お客様よりご依頼を受けて現地調査にお伺いすると、稀に「えっ？」と疑問を感じる施工方法や修理方法を見かけます。本日は当店が見た施工業者の仕事の質・プロとしての誠実さ・信頼性が問われる事例、間違った施工が起こる原因、業者選びのポイントをご紹介します…
堺市北区にて台風被害の木製ラティスをメッシュフェンスに交換、樹脂製ウッドデッキの新設工事
堺市北区のY様より、「境界の木製ラティスが台風で被害を受けた」とご相談をいただきました。
Y様に被害を受けた際のお写真を見せていただくと、ラティスが台風で住宅側に倒れていました。
Y様ご自身で元の位置に戻されて応急処置されていましたが、ラティスを確認すると釘の抜けやズレ、笠木の不具合なども見られました。
このままでは再度倒れてしまう危険がある為、Y様にはラティスの交換をご提案しました。
Y様は既存と同様の天然木ラティスもご検討されていましたが、腐食などの心配がなく耐久性が高いスチール製のメッシュフェンスに交換する事になりました。
また、Y様は裏庭にウッドデッキの新設もご検討されており、樹脂製ウッドデッキの新設工事もご依頼いただきました。
その他の工事,火災保険,台風
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- その他の工事,火災保険,台風
- 施工期間
- 3日
- 使用材料
- 【フェンス工事】スチールメッシュフェンス（1500㎜×1800㎜2枚）（700㎜×2700㎜2枚）、モルタル
【ウッドデッキ工事】樹脂製ウッドデッキ、アルミ束柱・大引き材、束石
- 施工内容その他
- 外構工事
- 築年数
- 約20年
- 工事費用
- フェンス工事190,000円
ウッドデッキ工事500,000円
倒れたままでは困る為、Y様ご自身で元の位置に復旧されたそうです。
台風で住宅に被害を受けた場合、火災保険の補償対象になりますが、請求する際に被害状況が分かるお写真が必要になります。
今回はY様で被害状況のお写真を数枚撮影されていた為、そちらを保険会社に提出する事になりました。
もし台風被害を受けてご自身で復旧される事があった場合は、必ず被害状況のお写真は撮影されるようにしてくださいね。
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ラティスの下部を点検すると、釘がズレたり抜けていました。
元々抜けていた所もあるかもしれませんが、強風に煽られて倒れた際に抜けた可能性も高いです。
このままでは再度倒れてしまう恐れがありますが、天然木自体が劣化している事もあり、釘がしっかり固定できる状態ではありません。
元々抜けていた所もあるかもしれませんが、強風に煽られて倒れた際に抜けた可能性も高いです。
このままでは再度倒れてしまう恐れがありますが、天然木自体が劣化している事もあり、釘がしっかり固定できる状態ではありません。
既存の木製ラティスは見た目がオシャレなのですが、天然木の為水分を染み込んで劣化しやすいデメリットがありました。
同様のラティスに交換する事も検討されていましたが、今回は劣化しにくいスチール製のメッシュフェンスに交換する事になりました。
また、Y様は裏庭にウッドデッキの新設も検討されていた為、フェンス工事とは別で樹脂製ウッドデッキ新設工事のお見積りも提出し、工事のご依頼をいただきました。
同様のラティスに交換する事も検討されていましたが、今回は劣化しにくいスチール製のメッシュフェンスに交換する事になりました。
また、Y様は裏庭にウッドデッキの新設も検討されていた為、フェンス工事とは別で樹脂製ウッドデッキ新設工事のお見積りも提出し、工事のご依頼をいただきました。
土台部分にコア抜きの穴を開け、メッシュフェンスの支柱を差し込みました。
その後、フェンス本体を金具で固定しました。
その後、フェンス本体を金具で固定しました。
支柱の部分はコア抜きで穴を開けていた為、モルタルを詰めて固定しました。
中心に近い部分を少し高く詰める事で、雨水が溜まらず流れていくようになります。
モルタルが固まったらフェンス取り付けの完了です。
中心に近い部分を少し高く詰める事で、雨水が溜まらず流れていくようになります。
モルタルが固まったらフェンス取り付けの完了です。
ウッドデッキは大きく分けて人口木（樹脂製）と天然木の素材に分けられますが、今回は樹脂製のウッドデッキを新設する事になりました。
天然木は自然な風合いが楽しめますが、雨で腐食するとシロアリ被害を受ける事も多い為、定期的に塗装メンテナンスが必要になります。
樹脂製のウッドデッキは天然木に比べると費用が高いのですが、耐久性が高く雨に濡れても腐食せず、シロアリ被害の心配もありません。
まずは束石（つかいし）と呼ばれる基礎石を設置し、束柱を立てていきます。
地面がコンクリートの場合は束石は不要ですが、今回は地面が砂利の為、束石を置いて束柱の沈み込みを防いでいます。
束石の設置がズレると仕上げの床材までズレてしまう為、前後左右・水平を確認しながら真っすぐに並べていきます。
束石と束柱は接着剤とビスで固定しています。
地面がコンクリートの場合は束石は不要ですが、今回は地面が砂利の為、束石を置いて束柱の沈み込みを防いでいます。
束石の設置がズレると仕上げの床材までズレてしまう為、前後左右・水平を確認しながら真っすぐに並べていきます。
束石と束柱は接着剤とビスで固定しています。
束柱の上に大引き材を取り付けました。
大引き材は床材を支える下地となります。
大引き材の上に根太を取り付ける場合もありますが、今回は大引き材の上に直接床材を取り付けていきます。
大引き材は床材を支える下地となります。
大引き材の上に根太を取り付ける場合もありますが、今回は大引き材の上に直接床材を取り付けていきます。
最後にウッドデッキの床材を設置していきます。
今回ウッドデッキは樹脂製、束柱などの土台はアルミ製ですので、天然木ウッドデッキのような腐食の心配もなく、耐久性も高くなっています。
今回ウッドデッキは樹脂製、束柱などの土台はアルミ製ですので、天然木ウッドデッキのような腐食の心配もなく、耐久性も高くなっています。
既存の木製ラティスは美観性はいいのですが、天然素材の木材は腐食が起きやすく、実際に台風で倒れる被害が出ていました。
今回はスチール製のメッシュフェンスに交換しましたので、耐久性や耐風性の面でも安心です。
樹脂製のウッドデッキは腐食の心配もなく、手入れも拭き掃除くらいですので、手入れの良さもメリットです。
洗濯物を干す際などに非常に便利ですよね。
当店ではこのような外構工事も承っております。
ガレージやカーポート、駐輪場などの工事も、街の屋根やさん堺店までご相談くださいね。
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