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現場ブログ
大阪市東住吉区で波板の浮きと巾木タイルの剥がれがあり現地調査｜波板を撤去したいとご希望がありました

こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は大阪市東住吉区で波板屋根や外部巾木（はばき）タイルの不具合のご相談があり、現地調査を行った様子をご紹介します。
通路の上にある波板屋根はフックが剥がれて浮いており、外部の巾木タイルは剥がれて割れていた為、波板屋根の撤去とタイルの補修をご提案しました。
当店ではお住まい全般の工事を承っておりますので、屋根以外の不具合についてもお気軽にご相談くださいね。

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大阪市東住吉区でお住まいの不具合のご相談

今回現地調査を行ったのはこちらの建物です。

建物詳細　木造２階建て住宅
築年数　　４５年
屋根材　　セメント瓦
相談内容
３カ月前頃から通路の波板屋根や外部の巾木などに剥がれが生じているので補修してほしい。
雨漏りの心配もあるので、屋根の調査も一緒にしてほしい。

波板や外部のタイルに不具合が生じているという事ですが、不具合箇所だけでなく、全体的に点検させていただきます。
▶街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消！

通路の波板屋根が浮いたり剥がれたりしている

住宅裏の通路の波板屋根に、隙間が開いています。
部分的に波板が剥がれてしまったのでしょうか？

上から見ると、波板がズレて隙間が開いている事が分かります。
剥がれた波板もあるようですが、波板がズレて隙間が更に大きくなってしまったようです。

波板を固定するフックも外れています。
フックが数個外れてしまうと、剥がれやズレが起きやすくなってしまいます。
波板自体は耐久性のあるポリカーボネート製なのですが、固定するフックは塩ビ製で、波板よりも早く劣化して割れてしまったと考えられます。
ポリカ波板を使用する際には、フックも同じポリカ製の物を使用する事をおススメします！

今にも外れかけている波板もありました

フックがほとんど外れて１箇所しか残っていない所もありました。
今にも波板が外れてしまいそうな状態ですので、台風などの強い風が吹く前に対処しておいた方が良さそうです。
▶台風被害に遭う前に屋根とお住まいの対策をしておきましょう

側面の波板のみ残し、波板屋根は撤去する事になりました

こちらの通路には側面にも波板がありましたが、こちらには特に問題はありませんでした。

お客様より、「屋根はもう不要なので、側面の波板だけ残して屋根は剥がれてしまう前に撤去してほしい」とご希望がありました。

その為、こちらの屋根は撤去工事のお見積りを作成させていただきます。
▶ベランダ・バルコニー屋根の補修・修理にかかる費用は？防水工事もお任せください

外部の巾木タイルの割れや剥がれ

外部にある巾木（はばき）のタイルにも、割れや剥がれが見られました。
雨水や経年で劣化し、タイルが剥がれてたり割れてしまったのでしょう。
このままでは見た目もよくないので、こちらはタイルを新しく交換するようにご提案します。
▶以前河内長野市でタイルの補修を行った現場

屋根点検も行いました

雨漏りが心配という事で、屋根の点検も行っておきました。

まず、棟瓦にズレが生じているのを見つけました。

棟瓦は地震や台風の力が加わりやすい場所です。
大きな地震がきっかけという訳ではなくても、長年の地震や強風の積み重ねでズレる事もあります。

このまま放っておくと雨漏りや瓦が落下する原因にもなる為、瓦には積み直しを行う事をご提案します。
▶瓦屋根を更に軽く！棟瓦の乾式工法で住宅の耐震性を向上

瓦がズレて隙間ができていたり、瓦が欠けている所もありました。
素材が粘土の粘土瓦は塗装メンテナンスは必要ありませんが、素材がセメントのセメント瓦には防水性がない為、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
防水性が下がって水が染み込んだセメント瓦は割れや欠けが起きやすくなる為、定期的な塗装メンテナンスで防水性を復活させる必要があります。
▶セメント瓦とモニエル瓦、塗り替えを必要とする瓦の最適なメンテナンス方法