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現場ブログ
南河内郡河南町で１０年が経過した屋根塗装メンテナンス時期の見極め｜住宅の事前点検は雨漏り防止に役立ちます！

こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は南河内郡河南町で『屋根塗装をしてから１０年が経って塗装が必要か見てほしい』とご相談を受けて、住宅の事前点検を行った様子をご紹介します。
スレート屋根は色褪せやコケが発生し塗膜が劣化していました。また外壁にもチョーキングやサイディング目地・コーキングの硬化が始っていました。５年後の事を考えると、防水性の低下やサイディング目地・コーキングのひび割れが起り、雨水の浸入を許す結果となりますので、塗装工事を考えるには最適な時期と言えます。
このように、建物の状態を知る事で計画的にメンテナンスを行うことができ、快適な暮らしができるように整えていきましょう！
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屋根塗装が必要なのか？建物の状態を点検します。

スレート屋根にはソーラーパネルが取付けられています

屋根の上にはソーラーパネルが取付けられていました。

ソーラパネルの取付け部を確認すると、ボルトなどの緩みはなくしっかりと固定されていました。
ご覧いただくとソーラパネル周辺には鳥の糞が見られます。ソーラーパネルの下は、外敵や雨風をしのぐ事ができる鳥の巣を作る格好の場所です。お客様も鳥の巣が作られていないか心配されていましたが、今の所は巣はなく安心して頂けました。
▶屋根に作られる鳥の巣対策！撤去は可能？

スレート屋根には色褪せやコケが繁殖していました

スレートの色がこのように薄く感じ始めたら、色褪せが起こっています。

建物の環境にもよりますが、築5年～７年が経過すると表面の防水性を保護する塗膜の効果が切れて、色褪せの症状が出てきます。
すでに、スレート自体が吸水する状態になっているサインなので、塗装によるメンテナンスを行いましょう。
▶必見！太陽光パネルを設置した屋根を塗装する際の注意点
提案内容：屋根塗装

屋根に付いている茶色の汚れの様なものがコケです。

防水効果が切れて、常に水を吸水した状態になると空気中に漂うコケの胞子が屋根に根付き、繁殖してしまいます。
コケの繁殖は、スレート自体を脆くしてしまうので要注意です。
▶屋根や外壁の劣化を促進させる苔・藻・カビの放置は絶対ダメ

棟板金取り合い部分のコーキングに劣化が見られます

棟板金の大棟と隅棟がぶつかり合う箇所のコーキングに劣化が見られました。

防水の役割があるコーキングに隙間ができているので、水が内部に入りやすくなって、貫板の劣化も進行してしまいます。コーキングは紫外線や風雨によって劣化してしまう為、５年～１０年に一度を目安にコーキングの打ち直しをおススメします。板金の塗膜も色褪せが見られ、そろそろ塗装を行う時期かもしれません。
▶棟板金の交換・修理ガイド
提案内容：棟板金の塗装

雨樋は詰まりなどの不具合はありません

雨樋は少し汚れはあるものの、詰まりなどは起こっておらず大丈夫でした。
雨樋の詰まりを放置すると、雨漏りに繋がる場合がありますので、大雨や台風などの後は、無料点検を利用して不具合が起っていないか定期的に点検する事をおススメします。
▶雨樋の詰まりの原因と清掃方法・対策をご紹介

外壁の状態も一緒に確認しました

サイデイング外壁には、チョーキング現象が見られました。

チョーキング現象とは？屋根や外壁を触ると手が白くなる現象で、塗膜が劣化し始めているサインです。
外壁も屋根同様、塗装メンテナンスを行って防水性を復活させる必要があります。

▶屋根塗装・外壁塗装で屋根と外壁の防水性を回復させる
提案内容：外壁塗装

サイデング目地のコーキングは硬化が少し起っていました。

サイデング外壁の繋ぎ目には、コーキンング材と呼ばれるゴム状のものが入っています。
紫外線などでコーキングが劣化すると、硬くなってひび割れた隙間から雨水が染み込み建物を傷めてしまいます。
５年・１０年後を考えると、コーキングの打ち替えを行う最適なタイミングかもしれません。
▶シーリングとコーキングの種類と使用方法
提案内容：サイデング目地コーキングの打ち替え

サッシ・換気口周りのコーキングが切れていました

サッシや換気口周りのコーキングが切れていました。
提案内容：コーキング打ち替え

付帯部（軒天・軒樋・竪樋・幕板）には色褪せが見られました

付帯部（軒樋・竪樋・軒天・幕板）は、紫外線や風で徐々に劣化が進行しているので、塗装が必要です。
提案内容：付帯部の塗装

付帯部とは屋根・外壁以外の外装パーツを付帯部と呼びます。具体的には雨樋、幕板、雨戸、戸袋、笠木、軒天、破風板、鼻隠し、水切り、換気扇フードなど。

付帯部の塗装工事のみでも承る事もできますが、足場設置費用を抑えられる為、葺き替えや屋根・外壁塗装などの工事に伴って付帯部を塗装するケースが多くなります。

住宅の事前点検が全て完了しました

今回は、屋根・外壁・付帯部などの所々に劣化が見られました。
屋根（棟板金）・外壁・付帯部の塗装工事
サイデング目地・サッシ，換気口周辺のコーキング打ち替え
をご提案させて頂きました。

住宅の中でも外気に日常的に接している屋根や外壁は、紫外線や風雨に晒され、劣化損傷がいち早く生じる場所でもあります。定期的に適切なメンテナンスを行なう事で、長寿命化が図る事ができて、長期間快適に過す事ができるのです。
今回のお客様の事前点検も、まさに最適なタイミングと言えます。
みなさんも、雨漏りなどの被害が起る前に住宅の事前点検はいかがでしょうか。
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