和泉市で金属屋根・瓦棒葺きの雨漏り点検｜増築部の金属屋根・瓦棒葺きは勾配が緩く水はけの悪さが原因でした！

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和泉市で金属屋根・瓦棒葺きの雨漏り点検｜増築部の金属屋根・瓦棒葺きは勾配が緩く水はけの悪さが原因でした！

こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は、和泉市で金属屋根・瓦棒に雨漏りが起って屋根点検を行った現場をご紹介します。
こちらのお宅では、15年前に増築を行われたようです。雨漏りのご相談を頂いた屋根が増築部分の金属屋根・瓦棒葺きになります。屋根点検を行うと、金属屋根・瓦棒葺きの勾配（屋根の傾斜）が緩く水はけの悪さが雨漏りリスクを高めたと思われます。
街の屋根やさん堺店では、金属屋根の雨漏り点検や工事を承っています。同じような雨漏りの症状でお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談下さいませ。
▶メールでのお問合せは24時間受付中です！

金属屋根・瓦棒葺きで行った雨漏りの屋根点検

屋根の勾配（傾斜）が緩い

こちらの金属屋根・瓦棒葺きには、屋根の勾配(傾斜)が殆どない状態でした。
勾配の緩い屋根を緩勾配(かんこうばい)と言います。緩勾配屋根は、風の影響を受けにくく屋根面積が少なくなるので、施工費用が抑える事ができるメリットがあります。その一方で、屋根の水はけが悪くなってしまうので、どうしても雨漏りリスクが高くなってしまうデメリットもあります。
▶堺市中区のリピータ様宅の玄関庇に雨漏り｜屋根勾配不良と縁切り不足が原因でした

こちらの屋根のように屋根勾配(傾斜)が緩すぎてしまうと、屋根に降り注いだ雨が正常に流れきれず、屋根の途中で滞留してしまう場合があります。
また、屋根材の傷みや劣化スピードを早めてしまう事に繋がります。
▶屋根勾配と屋根材の関係

瓦棒の上にケラバ下部が乗っている

屋根のケラバ部分が金属屋根・瓦棒の上に乗っていました。
これでは、雨水の流れをせき止める状況になっています。また、乗ってる屋根の方も水分を含み腐食してしまっています。これは誤った施工方法と言えるでしょう！

塗料の厚塗り

塗料の塗り過ぎによって、塗料の垂れがそのまま固まっている所がありました。
一度に塗る塗布量や暑さ・希釈率(塗料を水などで薄める割合)は塗料メーカーで決められています。塗料を厚く塗り過ぎると、仕上りが均一にならず、乾燥中や乾燥後に塗膜にひび割れが起こったりします。
適量を適切な塗り重ねを行う事で、塗装が長持ちします。
▶屋根塗装と外壁塗装

屋根塗装の劣化

金属屋根・瓦棒葺きの表面に塗られている塗装が劣化し、所々に小さな赤錆が発生していました。
赤錆は、屋根材の表面が傷つく事で発生します。赤錆は徐々に鉄を腐食させてしまうので、塗装メンテナンスなどの早期対応が必要です。
▶堺市中区にて連棟住宅で雨漏り！原因は屋根勾配と塗装の劣化

また塗装の劣化によって、小さな穴が開いている所があります。
屋根の勾配（傾斜）が緩く水はけが悪いので、小さな穴でも雨漏りの大きな原因になりかねません。

屋根外周部・幕板にひび割れが発生

外周部を確認すると、幕板(外壁部・パラペット外側)や天端(各部位の上面の部分)にひび割れが発生していました。
幕板の継ぎ目部分は大きくひび割れて隙間が開き、ひび割れが天端にも広がって雨水が浸入してしまう状況です。こちらは雨漏りが起っている所に近く、雨水が入らない様に応急処置としてコーキングを打っておきました。
▶住まいの各部位の名称

金属屋根・瓦棒葺きの雨漏り点検が完了しました

雨漏りが起っている増築部の金属屋根・瓦棒葺きは、勾配が緩く雨水がスムーズに流れていな分、塗装や建材などの劣化スピードが通常よりも早く、屋根内部へ雨水が浸入しやすい環境でした。その為、雨漏りリスクが高くなっていたと考えられます。
お客様に状況をご説明の上、『金属屋根・瓦棒葺きの屋根勾配改修工事』をご提案したいと思います。
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