堺市南区のY様より「大雨の日に物置が雨漏りして中が水浸しになってしまった」とご相談いただきました。
４年前の台風で物が飛んできて、その際に雨漏りに気付いたものの、普段の雨ではそこまで気にならなかったそうです。
しかし、先日大阪に大雨が降った日に床がビショビショになるほど雨漏りしてしまったが、雨漏りの原因が分からずお困りだった為、当店で無料点検を行いました。

物置は経年劣化で屋根の板金がかなり錆びており、大きく穴が開いている所から雨漏りしたと考えられます。
また、物置の屋根勾配（傾斜）がゆるく、ジョイント部からの漏水が起きていたり、雨樋が機能しておらず、屋根の雨水が隣家に垂れ流しになっているという問題も見受けられました。

Y様はできるだけ費用を抑えて修理したいとご希望だった為、物置の屋根カバー工法をご提案しました。
屋根カバー工法とは、既存の屋根を剥がさず、上から新しい下地や屋根材を重ねる施工方法です。
下地も新たに取り付ける事ができる為、勾配を付けて屋根の排水性を良くし、雨樋も設置して物置の排水性能を向上させました。
新たに施工した屋根材は、錆びに強いガルバリウム鋼板で、耐用年数も長くなります。
また、立平葺きという雨漏りに強い施工方法で屋根を葺いた為、雨漏りの心配もなくなりました。

Y様には「問題に対して色々な対応策を教えてくれ、仕上がりも綺麗でよかったです」とお喜びいただけました。
当店では様々な建物の修理を承っておりますので、お気軽にご相談くださいね。