堺市街の屋根やさん堺店発信|年末に増加する『屋根の点検商法』の手口と対策〜安心して家を守るために〜
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- ■ 屋根工事の『点検商法』ってなに?
- ■ 点検商法の代表的な手口4選
- 手口①:『近隣で工事をやっています』
- 手口②:『屋根瓦が割れている』『棟板金が浮いている』
- 手口③:『屋根が飛んだら近隣に迷惑をかける』
- 手口④:『すぐに工事をしないと雨漏りする』
- ■ 当店にご相談があった事例3選:飛び込み・訪問業者に不具合を指摘された
- ご相談ケース①:瓦の釘抜けや雨樋金具が外れかけている
- ご相談ケース②:近隣で工事を行っていると名乗る業者から屋根の不具合を指摘された
- ご相談ケース⑶:棟板金工事の契約を締結後にクーリングオフを希望
- ■ 悪質か優良なのか業者の見極め方
- ・悪質業者の特徴=屋根に上がりたがる,名乗らない
- ・優良業者の特徴=実勢が豊富,しつこさがない
- ■ 屋根に不安があれば街の屋根やさん堺店にご相談下さい!
■ 屋根工事の『点検商法』ってなに?
■ 点検商法の代表的な手口4選
手口①:『近隣で工事をやっています』
『近隣で工事をやっている業者ですが・・』と、お住いの屋根を指摘しに来る飛び込み・訪問業者には注意が必要です!
このようなケースは、実際に近隣で工事を行っていない場合が多いです。
工事を行っていて屋根の不具合が気になると言われれば、『どこで工事をしてるんですか?』と飛び込み・訪問業者に確認してみましょう。
飛び込み業者・訪問業者が、工事の詳細を答えられない場合は要注意です!
このようなケースは、実際に近隣で工事を行っていない場合が多いです。
工事を行っていて屋根の不具合が気になると言われれば、『どこで工事をしてるんですか?』と飛び込み・訪問業者に確認してみましょう。
飛び込み業者・訪問業者が、工事の詳細を答えられない場合は要注意です!
手口②:『屋根瓦が割れている』『棟板金が浮いている』
『屋根の劣化や破損が見えた』と言ってくる事も手口の一つです!
『とにかく屋根がひどい状態』と不安をあおって、『屋根を見させてほしい』と屋根に上がろうとします。それはNGです!高所にある屋根の状態を、近隣であっても離れた所から見えるわけがありません。
その場で屋根に上がらせず、名刺をもらって帰ってもらいましょう。
しつこく屋根に上がろうとする、会社名を言わない・名刺をくれないなどの飛び込み・訪問業者は要注意です。
『とにかく屋根がひどい状態』と不安をあおって、『屋根を見させてほしい』と屋根に上がろうとします。それはNGです!高所にある屋根の状態を、近隣であっても離れた所から見えるわけがありません。
その場で屋根に上がらせず、名刺をもらって帰ってもらいましょう。
しつこく屋根に上がろうとする、会社名を言わない・名刺をくれないなどの飛び込み・訪問業者は要注意です。
手口③:『屋根が飛んだら近隣に迷惑をかける』
強風や台風を引き合いに出し、「屋根材が飛散したら隣家に損害を与える」と不安を煽ります。
「年末は修理業者が混雑するので早急に対応すべき」と急かして契約を迫るのが特徴です。近隣に迷惑をかけたくないと思うと、屋根に上がらせてしまう気持ちは分かります。しかし、それは危険です!その場合は、『飛びそうに見えている屋根瓦の写真が欲しい』と伝えて、その場で屋根に上がらせないようにしましょう。
「年末は修理業者が混雑するので早急に対応すべき」と急かして契約を迫るのが特徴です。近隣に迷惑をかけたくないと思うと、屋根に上がらせてしまう気持ちは分かります。しかし、それは危険です!その場合は、『飛びそうに見えている屋根瓦の写真が欲しい』と伝えて、その場で屋根に上がらせないようにしましょう。
手口④:『すぐに工事をしないと雨漏りする』
「このままでは建物全体が劣化する」「今修理しないとコストがかさむ」といった恐怖を煽る手口です。
高額な修理契約を結ばされるケースが後を絶ちません。
急な契約や工事を避け、事前にご家族と相談する時間を設けましょう。点検内容や見積書は数店舗の業者から取得する事がおすすめです。
高額な修理契約を結ばされるケースが後を絶ちません。
急な契約や工事を避け、事前にご家族と相談する時間を設けましょう。点検内容や見積書は数店舗の業者から取得する事がおすすめです。
■ 当店にご相談があった事例3選:飛び込み・訪問業者に不具合を指摘された
ご相談ケース①:瓦の釘抜けや雨樋金具が外れかけている
ステンレスビスは錆びにくいため、正しく固定されていれば容易に抜けることはありません。
瓦のズレ・割れや漆喰の劣化などもなく、とても綺麗な状態です。
外れかけていると指摘された雨樋の金具も問題はなく、外れかけている箇所はありませんでした。
外壁と金具の間に隙間があり、角度によっては外れかけているように見えるかもしれませんが、正しく取り付けられています。
正しい知識を持たない業者が適当に「外れかけている」と言ったのかもしれません。
正しい知識を持たない業者が適当に「外れかけている」と言ったのかもしれません。
ご相談ケース②:近隣で工事を行っていると名乗る業者から屋根の不具合を指摘された
屋根材のスレートにやや色褪せは見られるものの、割れ・ヒビ・破損などの不具合は見当たりませんでした。
屋根の頂上にある棟板金(むねばんきん)も浮きや破損など問題はありません。
実際に不具合があるかどうかは、誠実な業者に再点検をしてもらいましょう。
実際に不具合があるかどうかは、誠実な業者に再点検をしてもらいましょう。
谷板金(たにばんきん)や軒樋(のきどい)にも問題はなく、補修を行う必要な箇所はありません。
こちらの部位は、不具合が起これば雨漏りを引き起こしやすく定期的な点検を行う事をおすすめしております。
こちらの部位は、不具合が起これば雨漏りを引き起こしやすく定期的な点検を行う事をおすすめしております。
実際に不具合があったのは、指摘以外の『軒天』や『換気扇の外部フード』にありました。
軒天(のきてん)にめくれを発見しました。
軒天のパネルにめくれや破損があると雨水の浸入や、小動物が入り込むなどの被害が起こります。
被害が拡大する前に補修を行った方が良いでしょう。
軒天のパネルにめくれや破損があると雨水の浸入や、小動物が入り込むなどの被害が起こります。
被害が拡大する前に補修を行った方が良いでしょう。
浴室換気扇の外部フードが取り付けられていませんでした。
外部フードがないと雨水が内部に入り込み、電気系統が故障したり換気扇の劣化に繋がり取付が必要です。
外部フードがないと雨水が内部に入り込み、電気系統が故障したり換気扇の劣化に繋がり取付が必要です。
ご相談ケース⑶:棟板金工事の契約を締結後にクーリングオフを希望
ここは雨水を流す役割を持つ谷板金(たにばんきん)の仕舞い部分です。
谷板金を流れてきた雨水を雨樋に誘導して適切に排水させるための板金なのでめくれている訳ではなく、この状態で何の問題もありません。
お客様にお話を聞くと、6年前に屋根塗装を行ったそうです。棟板金継ぎ目の隙間に関しては、隙間がある場合は塗装前にコーキング補修を行ってから作業を始めます。コーキングを打たずに塗装していれば、施工不良である可能性があります。
■ 悪質か優良なのか業者の見極め方
・悪質業者の特徴=屋根に上がりたがる,名乗らない
施工がいい加減で怪しい業者ほど、後でトラブルになる事が分かっているので、どこの誰なのかを言いません。
このような業者がご自宅に来れば『どこの会社ですか、名刺を下さい』と言って、誤魔化そうとする業者はNGです!また、屋根の上にすぐに上がりたがる業者も、悪徳業者の特徴の一つです。
屋根に上がらせてしまうと、わざと屋根材を割られたりするので注意しましょう。
・優良業者の特徴=実勢が豊富,しつこさがない
現地調査や施工内容は一軒一軒異なり、実績や経験が豊富な会社ほど知識や経験が豊富になります。
地元での実績が多い場合は、実績が広がるほど評判が良い業者だと可能性が高いと言えるでしょう。実績は、ホームページなどに掲載されていますので、件数が多い実績のある業者へ依頼して下さいね。
他にも、売り上げの事しか考えていないしつこい営業でないかも、チェックポイントです。
みなさんの屋根の事を考えてくれている業者なのか、見極めていきましょう。