こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は和泉市のリピーター様より雨漏りのご相談をいただき現地調査を行った様子をご紹介します。
土葺きの瓦屋根はかなり経年劣化しており、防水紙の破れや漆喰の剥がれなど様々なトラブルが見られました。
当店ではお客様のライフプランやご予算に合わせて工事のご提案を行っております。
かなり劣化しているけど、費用面が心配・・・という方も、一度無料点検を行ってみませんか？

和泉市のリピーター様より雨漏りのご相談

今回現地調査を行ったのはこちらの建物です。

室内の雨漏り状況

室内を確認すると、天井や壁に雨漏りの被害がありました。

天井裏に入ってどこから雨漏りしているか確認

天井裏を点検すると、やはり屋根の複数箇所から雨が侵入しているようで、木材に水濡れの跡がたくさんありました。
こちらの屋根の下地は「バラ板」と呼ばれ、９０ｍｍ～１２０ｍｍ程度にカットした木材が使われていました。
※現在は強度が高くて面積の大きい「構造用合板」を使うようになった為、バラ板が使われる事はほとんどありません。

バラ板は通気性を良くする為に元々隙間を開けて取り付けられていますが、その隙間から空が見える所もあり、雨漏りしてしまうのも無理はありません。

瓦屋根も調査します！

瓦屋根に上がって何が問題なにかも調査します！
屋根裏の点検は「どこから雨漏りしているのか」を特定する為ですが、屋根上の点検は「何が雨漏りの原因なのか」を特定する為に行います。
▶雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ

屋根漆喰が劣化

屋根漆喰（しっくい）が劣化し、変色や剥がれが起きています。
漆喰には瓦同士の隙間を埋め、雨漏りや瓦のズレを防ぐ役割があります。
しかし、１０年程で剥がれや割れが起きてしまう為、定期的に詰め直しや棟取り直しなどのメンテナンスが必要です。
▶傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ

谷板金もかなり錆びています

谷板金も錆びがかなり進行していました。
谷板金とは、屋根の谷になっている部分に取り付けられる板金で、大量の雨水が流れてくる為、劣化の進行スピードが速く、瓦屋根で最も雨漏りの原因になりやすいとも言われています。
錆がこれ以上進行すれば穴が開いて雨漏りの原因が増えてしまう為、谷板金を張り替える事をおススメします。
▶屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法　

下地の防水紙が破れている

駐車場のマンホールも相談したいという事でした

雨漏り調査が完了！お客様とお話合いの上、最低限の補修をご提案しました

後日お客様からご依頼があり、工事を行いました。
▶谷板金張り替え工事
▶棟瓦取り直し工事
▶平瓦差し替え・マンホール交換
街の屋根やさん堺店では、お客様一人ひとりのご希望や状況をお聞きし、工事のご提案を行っております。
現地調査・お見積りは無料ですので、ぜひお気軽にご相談くださいね。