堺市周辺で棟瓦の取り直し(積み直し)・漆喰詰め直しなど棟瓦修理は当店へご相談下さい｜棟瓦の役割や修理方法についてご紹介
2024.11.29
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。急に季節が進み冬到来ですね。これからは、爆弾低気圧や寒波の影響で、台風並みの強風が吹き荒れる事が多くなります。そこで、風の影響を受けやすく雨漏りの原因になりやすい瓦屋根の部位『棟瓦』についてご紹介します。こちらのページでは『棟瓦の構成や役割』『…
堺市中区にて瓦漆喰の落下が見られたのでと補修を依頼されました
突風時に瓦と漆喰の欠片が落下して来たので
棟瓦取り直し,漆喰取り直し,漆喰詰め直し,火災保険,台風
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 棟瓦取り直し,漆喰取り直し,漆喰詰め直し,火災保険,台風
- 施工期間
- 1週間
- 施工内容その他
- 谷樋改修と漆喰取り直し
- 築年数
- 約20年
- 工事費用
- 42万
堺市中区のお客様より、築20年が経ちそろそろメンテナンスの時期かと考えられておられたところ、突風時に屋根上から瓦と漆喰の欠片が落下して来たので調査点検のうえで必要ヵ所の修理を依頼されました。
下の写真が現地調査時の状況です。
お客様のご依頼内容通り大屋根に調査に上がりますと、左写真のように谷樋や棟廻りの漆喰が劣化し剝がれている部分が見られました。
中央写真は大棟の冠瓦が飛散していて、右写真で下屋のし瓦のズレと漆喰の劣化がありました。
この状態で放置しますと、谷樋廻りや棟・のし瓦の崩れから階下への雨漏りが起こりうる可能性が大です。
その他にも、上段2枚写真のように平瓦が飛来物によって割れているヵ所があちこちで見られ、下段写真は下り棟左側 のし・冠瓦がズレて変形し、鬼瓦も位置ズレを起こしていました。
写真を提示し谷樋の取替と面戸漆喰の取り直し、破損瓦の差し替えを提案・承諾を得て施工させて頂く事になりました。
谷樋廻りから補修して行きます。
左写真は谷樋際の瓦仮撤去と板金谷樋を撤去した状態で、中央写真は新規加工の谷樋設置状況、右写真は谷樋と谷際瓦の復旧葺き戻し完了の状況です。
幸いにも、谷樋表面の劣化は見られましたが下地ルーフィングや葺き土への雨水浸透は露見しませんでした。
お客様のご懸念通り、漆喰の劣化で谷樋劣化と際瓦の沈みが見られた程度でメンテナンスの時期でした。
大屋根部の改修に取り掛かり、左と中央写真は下り棟鼻先の鬼瓦と冠瓦の変形修正で、下地作成の上のし・冠・鬼瓦を積み替えて漆喰を取り直しました。
大屋根面の面戸漆喰と鬼納まりも漆喰取り直ししたのが右写真です。
平瓦の飛散物での割れ部分もすべて差し替えました。
最後に下屋壁廻りの補修を行いました。
壁際水切り下のしを差し戻してから漆喰塗をしているのが左写真で右写真が漆喰完了でご依頼部分の施工が完了しました
お客様のようにメンテナンスの時期かな？とか、漆喰や瓦破片の落下等を常に注意されていますと風水害で建物に大きな損傷を受ける前に対処でき、ご負担の軽減にも結び付きます。
これからの台風シーズンに備え、屋根廻りの変化が有れば専門業者に点検等を受けるのも財産を守る手だと思います。
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