堺市東区で平板屋根張り替えとルーフバルコニーにFRP防水工事

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施工事例
堺市東区で平板屋根張り替えとルーフバルコニーにFRP防水工事

工事のきっかけ

堺市東区にお住まいのK様より、『ベランダの屋根に穴が開いているので張り替えてほしい。また、ルーフバルコニーの防水も劣化しているので工事の見積りを取ってほしい』とご相談いただきました。

ベランダの平板屋根は飛来物が当たって穴が開いてしまったそうで、普段洗濯物干しを行う場所である為、お困りだったようです。
３階のルーフバルコニーは既存のシート防水が経年劣化しており、捲れや破れがあり防水性が低くなっていました。

ベランダはフレームを清掃の上、平板屋根の全面張り替えを行った事で全体的な美観性と強度が復活しました。
ルーフバルコニーはシート防水からFRP防水に施工する事になりました。下地処理をしっかり行い、アセトン拭き、プライマーなどの下準備もしっかり行ってからFRP塗料を重ね塗りし、防水性が高いルーフバルコニーになりました。
工事後はK様にも『ずっと気になっていた所を丁寧に施工してもらえてスッキリしました！』とお喜びの声もいただきました。

雨漏りは屋根だけでなくベランダやバルコニーからも発生します。建物の耐久性にも影響する為、普段から点検やメンテナンスを行う事をおすすめします！

屋根補修工事,防水工事,その他の工事,3階建て,陸屋根

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根補修工事,防水工事,その他の工事,3階建て,陸屋根

施工期間: 3日

使用材料: 【ベランダ屋根張り替え】ポリカーボネート製平板屋根、取り付けビス
【防水工事】アセトン、ジョリエースプライマー、ジョリエーストップコート

築年数: 約20年

工事費用: 約23万円

ベランダ平板屋根の全面張り替え工事

既存のベランダ屋根は大きな穴が開いていました。

飛来物が当たって割れてしまったそうで洗濯物干しなどで困るのでブルーシートで応急処置をしたそうです。しかし、それもすぐ外れてしまう為、大変お困りの様子でした。
今回割れた箇所のみの一部張り替えと全面張り替えの2通りお見積りを作成しましたが、全体的なメンテナンスの周期を合わせる為、全面張り替えを行う事になりました。

既存平板の撤去

まずは既存の平板を全て撤去します。
平板を撤去した後にフレームの清掃も行っておきます。
普段屋根が付いている状態だとフレームの清掃を行うのが難しい為、こういった張り替え工事の際には必ず清掃もセットで行います。

新しいポリカ平板の取り付け

綺麗になったフレームに新しいポリカ平板を取り付けます。
フレーム枠内に平板を差し込み、専用のビスでしっかり固定します。

屋根張り替えをDIYでされる方もいらっしゃいますが、ベランダ屋根は手摺より外にせり出している為、非常に不安定で危険です！
高所作業の場合は専門業者に依頼される事をおすすめします！
▶高所作業はとても危険、間違った施工をしないためにも屋根のDIYは行わないでください

ベランダ屋根の張り替えが完了しました！

穴が開いていたベランダ屋根を全面張り替えました。

割れた箇所だけでなく全面的に張り替えた事で屋根の耐久性が向上しました！フレームの清掃も行ったので、全体的な美観性も向上しています♪
当店ではベランダやテラスの屋根工事も承っておりますので、張り替え工事の際はお気軽にご相談くださいね（＾＾）

▶べランダ・バルコニーの屋根の補修・修理、防水工事、お任せください

ルーフバルコニーにFRP防水工事

3階にあるルーフバルコニーのシート防水が劣化していました。

既存のシート防水は劣化が進行しており、捲れや破れなど様々なトラブルが見られました。

シート防水は比較的安価で工期も短く、屋上などでよく使用される防水です。しかし、毎日の紫外線などにより劣化が進み、今回のような塩ビシート防水は１０～２０年で寿命を迎えてしまいます。
▶シート防水について
こちらの建物が築２０年程という事で、メンテナンスを行うタイミングだと言えます。
今回はシート防水から防水性・耐久性の高いFRP防水に変更して施工します。

既存のシート防水をめくります

まずは既存の防水シートを捲ります。

捲った後はゴミやホコリを清掃し、高圧洗浄と研磨作業で下地調整を行っておきました。

アセトンで油膜取り

『アセトン』という揮発性の高い強溶剤で床面を拭いていきます。

FRP防水は塗膜防水である為、下地処理の工程が非常に重要です。
アセトンには下地に残った油膜を取り除く効果があり、この工程を省くと数年で剥がれてしまう原因になります。

プライマー塗布とガラスマット敷き

下地調整を行った床面と立ち上がりにプライマー（下地材）を塗っていきます。

防水塗料を塗布する前にプライマーを塗る事で、上塗り材が下地に吸収されるのを防いだり、密着力が向上するなどの効果があり、下地の補強にも繋がります。

プライマーを塗った後にガラスマットを敷き、FRP樹脂を付けたローラーで貼り付けていきます。