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堺店発・屋根の『鼻隠し』は雨の影響を受けやすい部材|鼻隠しの役割やメンテナンス・修理方法
2023年3月16日更新
屋根で『鼻隠し』と呼ばれている部材を、皆さんはご存知でしょうか?
ケラバや破風板と同様に、まだまだ知名度が低い屋根の部材『鼻隠し』ですが、『強風』や『雨水の侵入』から大切なお住いを守ってくれています。
しかし、『鼻隠し』は雨の影響を受けやすい部分でもあるのです。
その為、『鼻隠し』の劣化症状を発見した場合には、なるべく早い段階で修理を行った方がいいでしょう!
大切な住まいに悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。
今回は『鼻隠しの役割』の他に、『劣化症状』『メンテナンス・修理方法』などを織り交ぜながら、ご紹介させて頂きます。
▶なぜ屋根工事が必要なのか
▶お住いの各部位の名称
鼻隠しの他にも
破風板や
ケラバと言った部位があります。
屋根の端に当たる場所にある為、鼻隠しと混同されがちな場所でもあります。
・鼻隠し→屋根側面の板の内、雨樋を取付ける面
・破風→雨樋を取付けない面
・ケラバ→外壁より外側に出ている屋根部分
鼻隠しの素材 | |
◆木材 | 最もリーズナブルな素材ではあるが、紫外線の影響を受けやすく、他の素材に比べ定期的なメンテナンスが必要です。 |
◆モルタル | 以前に建てられた住宅にモルタル外壁が多く、その延長で鼻隠しの素材もモルタル製が普及していました。しかし、モルタル外壁の住宅が減少した為、モルタル素材の鼻隠しも減りつつあります。 |
◆ガルバリウム鋼板 | 木製の上にガルバリウム板金を被せた素材になります。ガルバリウムの特徴は耐食性・加工性・耐熱性・熱反射と亜鉛の特性でもある『犠牲防食機能』です。犠牲防食機能とは、金属に傷ができた場合も、この機能が発揮される事で防食を防ぐ事が可能です。 |
◆窯業系(ようぎょうけい) | セラミックやセメントの複合材で作られています。また耐久性と耐火性に優れており、デザイン性に優れ見た目の良さもポイントです。 |
鼻隠しには雨樋が取付けられている為、雨が降ると、屋根から落ちてくる雨水が鼻隠しに飛び散り湿気と乾燥を繰り返します。
その為、傷みが激しいと言えるでしょう。また、2階の鼻隠しは風の影響を受けやすい箇所でもあります。
5.『自然災害』で建物に被害が出た場合は、保険会社へご相談を!
台風をはじめ強風・暴風・突風等の『自然災害』で建物に被害がでた場合は、加入されている火災保険の『風災』で被害部分が補償されます。
一度、皆さんが加入されている火災保険の特約事項を確認し、保険会社へ相談してみましょう。
例)強風で屋根が飛ばされた
飛来物で屋根瓦が割れた
台風でカーポートの骨組みが変形した
突風で石が飛んできてガラスが割れた
台風による暴風でベランダが破損した
屋根は風雨や紫外線をしのぐ為に重要な部分です!
屋根が傷んでしまうと、雨水が室内に入り込んで
湿気やカビ
・建材の
腐食原因に
なってしまいます。
その為、メンテナンスを怠ってしまうと、建物全体の大規模工事が必要になる危険性も兼ね備えています。
必要に応じて交換や塗装を検討し、
木製の鼻隠しであれば”ガルバリウム鋼板”や”窯業系”と言った便利な素材へ変更するなどを検討し、様々な選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。
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