今年一番の寒波襲来で、神戸や奈良に続いて大阪でも初雪が観測されました。
西日本の市街地でも積雪となる可能性があります。お車を運転される方は、積雪や路面凍結によるスリップ事故に注意して下さいね。
寒波によって生活に支障が出るのは私達だけではなく、屋根においても過酷な環境の一つに【寒さ】があります。急激な気温の変化によって、瓦も表面が剥がれて割れ、瓦が破損するなどの凍害（凍て割れ）という現象が起ってしまう場合もあります。屋根の被害は、目に見える大きな原因がない場合でも起こってしまいます。今回は、冬場の屋根で注意しないといけないポイントをご紹介します。
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１．冬場の屋根に起こる注意点

1-1 凍て割れで瓦が割れてしまう

1-2 雨樋の破損や詰まり

冬場のトラブルで点検依頼が多いのが、屋根の排水設備を担っている『雨樋』です。
10月～11月頃になれば落ち葉が増え、風に飛ばされた落ち葉で雨樋を詰まらせてしまう事があります。水の流れが止まってしまうので、不自然な水の流れや溢れ（オーバーフロー）を引き起し、雨漏りの発生確率を高めてしまいます。
寒波で大雪が降る事があれば、雨樋に対して雪の重みがダイレクトに伝わり、重さによっては破損する場合もあるのです。
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1-3 屋根に積もった雪で屋根材のズレや歪み

屋根に降り積もった雪が落下する際に、屋根材を動かしズレを起こし、雪の重みで割れてしまう場合がります。
また、屋根に積もった雪の重さに棟部分に敷いた瓦が耐えられず、棟の崩れを引き起す事もあります。
太陽が昇ると熱によって雪が解け出します。解けた雪は、屋根には勾配があるので傾いた方向へ重みによってゆっくりと落ちていきます。太陽が当たらない場所では、雪がカタマリとして残りカタマリの状態で屋根から落ちていけば、棟を巻き込む形で棟が崩れてしまうので注意が必要です。
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1-4カーポート屋根の破損

２．雪による被害は火災保険が適用される場合があります

３．冬場の悪天候・雪の後は住宅点検やメンテナンスを行いましょう！

冬場の屋根トラブルは急激な気温の変化による寒さや、雪が降り積もる事で発生します。
降雪量が少ない地域などは、豪雪地域のように雪に対する対策がされていない分、普段より少し多い雪が降った程度でも大きな事故に繋がってしまう危険もあります。
また冬場に表面化する屋根トラブルは、凍害や落雪による屋根材のズレなど、住人が気が付かない内に屋根トラブルが起っている！などの場合が多くなり厄介です。
冬特有の現象によって起った屋根トラブルが雨漏りに発展し、雨漏りが起って初めて屋根の不具合に気付くというお客様からのご相談を多く頂きます。
少しの隙間さえあれば、強い風が吹き込み屋根材の飛散や歪みを簡単に引き起しかねません。悪天候や雪の後は、屋根を初め住宅全体の点検や、不具合が見つかればメンテナンスを行う事をオススメします！
▶街の屋根やさん堺店・無料点検のお問合せ先（メールは２４時間受付中）