皆様こんにちは！街の屋根やさん堺店です。
堺市南区にて建物全体の点検を行った様子をご紹介させて頂きます。

建物詳細　木造２階建て住宅
築年数　　１０年
屋根材　　スレート（コロニアル）
相談内容
訪問業者に『屋根が危険です！』と指摘され、不安になって屋根以外にも建物全体を一緒に点検してほしい。

普通に生活していると、屋根の事はあまり気にならないですよね。でも業者に言われると『確かに何もしていないし、気になるかも』と思います。
お客様の不安が払拭できる様に、丁寧にお住いの点検を始めさせて頂きます！
▶街の屋根やさん堺店へのお問合せ

人気の屋根材のスレートには『天然スレート』と『化粧スレート』の２種類があります。

天然スレート

天然石を利用して作られたスレート材。
天然石を使用しているので、価格が効果で天然石の優雅さを活かす屋根材の為、建造物に使用される事が多い。
施工がしにくく塗装が出来ないので、住宅への普及が低い。

化粧スレート

セメントを主原料としたスレート材。
現在では化粧スレートが一般的である。
軽量でデザイン性が高く安価の為、多くの住宅で使用されている屋根材である。
カラーバリエーションが豊富で、波型・平板など形を選ぶ事が出来る。
コロニアルやカラーベストと呼ばれる事もある。

訪問業者によって、スレート屋根にコーキング処理が行われていた箇所になります。

コーキング処理済の為、不具合の状態は確認する事が出来ませんでした。
お客様によると、コーキング処理を行ったと口頭で伝えただけで、現場写真をお見せしながら詳しい説明等が無かった様です！
これでは、不安になりますよね・・・

街の屋根やさん堺店では、必ず現場写真をお見せしながら、現状の説明をおこなっていますので、ご安心下さい！！
▶シーリングとコーキングの種類と使用方法

棟板金の釘抜けが起っていました。

棟板金は釘を横から打って固定していますが、築１０年が経過すると、棟板金を固定する釘が抜けてしまいます。
釘が抜ける大きな原因は【熱膨張】にあります。
棟板金は金属の為、太陽の熱で膨張し、気温が下がると収縮します。
膨張と収縮を繰り返す事で、徐々に釘が抜けてきてしまい、強風時には飛散する可能性が高くなります。
築７年を過ぎた頃には、業者に屋根チェックしてもらう事をオススメします。


▶棟板金飛散がご心配の方へ！

棟板金と破風板の表面に塗装を施していますが、塗膜の劣化が始っていました。

棟板金や破風板は、常に紫外線や風雨に晒され続ける為、劣化が早い部位になります。
劣化対策として、耐水性や耐久性のを上げる為にも定期的な塗装が必要です。

お客様宅の棟板金や破風板には、雨漏りに繋がる不具合箇所が見られないので次回、屋根・外壁塗装を行う際に一緒に塗装の塗替えをオススメします。


▶破風板・鼻隠し・ケラバの役割と補修方法

軒樋などは土埃やゴミなどの詰まりもなく、綺麗に清掃されていました。

雨樋の詰まりは 、雨水が溢れ雨樋の破損や雨漏りの原因にもなってしまいます。
敷地内に大きな広葉樹や近くに公園などがあるお宅では、落ち葉の詰まりを防いでくれる”落葉よけネット”の設置”をオススメします。

雨樋・落葉除けネット

落葉除けネットは、屋根に飛来してくる落葉やゴミ等が軒樋に詰まる事を防ぐ事が出来る網状のシート。
※画像はアマゾン参照

▶雨樋の詰まりには落葉除けネットがお薦めです！

地面から縦に設置されている竪樋（下部）が外れていました。

おそらく、竪樋を繋ぐ継手を固定している専用の接着剤の効果が薄れ隙間が出来た事で、外れてしまったと考えられます。
外れた箇所を接着剤で付け直す方法もありますが、すぐに外れが再発する場合が多い為、竪樋の交換をオススメします。

雨樋・専用接着剤の特徴

専用接着剤には速乾性・耐久性・耐水性の特徴があり、速乾性は接着箇所を丈夫に固定し、耐久性・耐水性は風雨から接合部を守る役割がある。
※画像はフクショウ参照

▶雨樋の修理・交換・お任せ下さい！

お住いをご確認させて頂きましたが、【棟板金の釘抜け】【竪樋の外れ】を除いては、雨漏りに繋がる大きな不具合箇所は見られず、お客様もご安心の様子でした。

訪問業者の事もありましたが、築10年が経過している事もあって、住宅点検を依頼された様です。
雨樋等もキレイに清掃されていて、お住いを大事にされている印象を受けました。
適切なメンテナンスを行う事で、お住いのトラブルを防ぐ事ができます。

街の屋根やさん堺店では、お客様のご希望や住まいの状態に合わせて、工事のご提案をさせて頂きます！
お気軽にご相談下さいませ。
▶お客様が『街の屋根やさん』を選んだ理由
▶街の屋根やさん堺店・お客様の声

残念ではありますが、屋根・外壁・リフォーム工事の詐欺やトラブルが多発しています！
国民生活センターへの相談件数が数十倍にもなっています。
『無料なので点検だけでもやりませんか』『こちらの地区限定で特別なキャンペーン中です』などのセールストークで、ある日突然やって来ます。
長く話を聞かず、『いりません！結構です！』とハッキリ伝えましょう！
▶訪問販売トラブル事例