天井に大きな雨染みがいくつか見られました。
雨漏りが起こり、天井に雨水が染み込むことで天井板が腐食したり、重くなっているのではないかと考えられます。
そこへ強い風の圧力を受けて天井板が落下したのではないでしょうか。

天井裏を確認すると、広範囲に雨染みがあることが確認できました。
やはり、雨漏りによって天井板にかなりの雨水が染み込んでいるようです。

耐久年数が30～40年と長く使用することができます。
原材料がセメントと砂であるため燃えにくく、耐火性にも優れています。
反面、セメント自体には防水性がありません。
塗装を行うことで防水性を持たせているため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
また、衝撃に弱く割れやすいため、割れた場合は瓦を交換したりコーキング補修が必要です。
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他にも強風被害を受けた箇所がないか点検を行うと、呼び樋（よびどい）が飛散している箇所がありました。
上合（じょうご）から竪樋（たてどい）を繋ぐ部分が抜け落ちているため、上合から直接地面に雨水が落ちてしまいます。
雨水の落ちる音が大きく響いたり、飛び散った雨水が外壁を汚すなどのトラブルが起こやすくなります。
また、外壁を伝った雨水が小さな隙間に浸入して雨漏りに繋がってしまう場合もあるため、雨樋の不具合は放置せずにすぐ対処しましょう。
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堺市美原区にて天井板が落下した住宅の点検が完了しました。
セメント屋根からの雨漏りや、天井板の老朽化が原因で天井板が落下したと考えられます。
雨漏り修理も必要であることをご説明し、工事のご提案を行いました。

提案内容

・瓦屋根の一部葺き直し
・割れた瓦の差し替え
・天井板の補修
・呼び樋の補修

工事のご依頼をいただき、後日施工しました。
▶工事の様子はこちら
工事までの間、再び天井板が落下することのないようにビス留めして応急処置を行い、安心してお過ごしいただけるようにさせていただきました。

今回のケースでは、雨漏りが結果的に天井板の落下という思わぬ被害を引き起こしました。
不具合の原因が思わぬところにある場合もあります。
街の屋根やさん堺店では豊富な知識と経験をもとに調査を行い、最適な工事のご提案を行っております。
お住まいのお困り事は当店までお気軽にご相談下さいね。
無料点検も行っております！
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【参考】当店がこれまでに行った施工一覧