【堺市北区】屋根から原因不明の音鳴り|片棟板金のビス間隔が広く風の影響を受けていました
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は堺市北区にて、強風時に原因不明の音が鳴る住宅の現地調査を行った様子をご紹介します。
お客様からのご相談内容は「強風のときに音が鳴るのですが、どこから鳴っているのか分かりません」というものでした。
こうした原因が分からない音は、精神的なストレスも大きい症状です。
同じようなお悩みがある方は、当店までご相談ください。
▶メールでのお問合せはこちら(24時間受付中)
本日は堺市北区にて、強風時に原因不明の音が鳴る住宅の現地調査を行った様子をご紹介します。
お客様からのご相談内容は「強風のときに音が鳴るのですが、どこから鳴っているのか分かりません」というものでした。
こうした原因が分からない音は、精神的なストレスも大きい症状です。
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強風時にどこかから音が鳴るが、原因がわからないとご相談
今回調査を行ったのはこちらの住宅です。
お客様に詳しくお話を伺うと、以前の強風時に屋根が一部破損して補修を行ったとのことでした。
その後に屋根塗装工事も実施し、以降年々音鳴りがひどくなっているそうです。
不安になり、これまで何社かの業者に点検を依頼されたそうですが「飛散やめくれは起きていない」「特に異常は見当たらない」と言われ続け、音の正体は分からないままだったとのことでした。
その後に屋根塗装工事も実施し、以降年々音鳴りがひどくなっているそうです。
不安になり、これまで何社かの業者に点検を依頼されたそうですが「飛散やめくれは起きていない」「特に異常は見当たらない」と言われ続け、音の正体は分からないままだったとのことでした。
強風時に聞こえる原因不明の音…どこから鳴っている?
お客様から「はっきりとは分かりませんが、たぶんあのあたりから音がしている気がします」と、屋根付近を指さしながら教えてくださいました。
まず、お客様の体感やこれまでの状況をもとに音の発生源として疑われる屋根を重点的に点検していきます。
まず、お客様の体感やこれまでの状況をもとに音の発生源として疑われる屋根を重点的に点検していきます。
しかし、屋根材自体に大きな破損や飛散、明らかなズレは見られませんでした。
過去に補修や塗装工事を行っていることもあり、スレートの状態は落ち着いていて音鳴りの直接的な原因とは考えにくい状況です。
片棟板金のビス間隔に問題がありました
問題が見つかったのは、片流れ屋根に取り付けられている片棟板金(かたむねばんきん)でした。
本来、棟板金のビス間隔は強風対策のため45.5cm以内が望ましいとされています。
しかし今回の屋根では最も広い部分で約90cm(約2倍)もの間隔が空いており、しっかり固定されているとは言えない状態でした。
この状態では板金が強風時に風を受けやすく、隙間から風が入り込んで板金が動き、音が鳴るという現象が起こりやすいです。
これまで原因不明だった音は、この片棟板金から鳴っていたと思われます。
しかし今回の屋根では最も広い部分で約90cm(約2倍)もの間隔が空いており、しっかり固定されているとは言えない状態でした。
この状態では板金が強風時に風を受けやすく、隙間から風が入り込んで板金が動き、音が鳴るという現象が起こりやすいです。
これまで原因不明だった音は、この片棟板金から鳴っていたと思われます。
ビス間隔は音鳴りや板金の固定状況を左右します
片棟板金は屋根の端部に取り付けられるため、特に強風の影響を受けやすい部材です。
そのため、施工時には「どれだけしっかり固定されているか」が非常に重要になります。
そのため、施工時には「どれだけしっかり固定されているか」が非常に重要になります。
ビス間隔は45.5cm以内が適正とされており、この間隔で固定することで風によるバタつきや板金の浮きを抑えることができます。
一方で90cm程度の間隔では留まってはいるものの、強風や台風時に十分な固定力があるとは言えません。
音が鳴っている段階では小さな不具合でも、将来的にビスの緩み・板金の変形・強風時の飛散につながるリスクがあるため、早めの対処が重要です。
一方で90cm程度の間隔では留まってはいるものの、強風や台風時に十分な固定力があるとは言えません。
音が鳴っている段階では小さな不具合でも、将来的にビスの緩み・板金の変形・強風時の飛散につながるリスクがあるため、早めの対処が重要です。
【参考記事:棟板金の固定不足が原因で飛散した現場】
▶堺市中区にて強風で外れた棟板金復旧工事の施工事例|耐久性が向上した棟板金交換工事の施工費用は?
▶堺市中区で飛んだ棟板金は釘から板金ビスへ打ち替えてしっかり固定|ひび割れや隙間もコーキングで補修!気になる修繕費用は?
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念のため全体も点検しました
テラス周りの柵やカーポート屋根、風を受けやすい外構部分などを確認しましたが、緩みや浮き・風で動きそうな箇所は見当たりませんでした。
そのため、今回の音鳴りはやはり片棟板金から発生している可能性が高いと判断しました。
ビスの増し打ちをご提案しました
調査が完了し、お客様へ状況をご説明すると「音だけの問題だと思っていましたが、飛散の危険もあると聞いて点検して良かったです」
とのお声をいただきました。
今回は片棟板金下がり部へのビス増し打ちをご提案しました。
適正な間隔で固定することで音鳴りの改善だけでなく、強風や台風時の飛散リスクを低減させることもできます。
とのお声をいただきました。
今回は片棟板金下がり部へのビス増し打ちをご提案しました。
適正な間隔で固定することで音鳴りの改善だけでなく、強風や台風時の飛散リスクを低減させることもできます。
原因が分からない音は、屋根の危険サインかもしれません
屋根から聞こえる音は単なる騒音ではなく、屋根が風を受けているサインであることも少なくありません。
「音はするけど壊れてはいない」
「どこから鳴っているのか分からない」
そのような状態に気づいたら、大きな被害が出る前に点検することが大切です。
同じようなお悩みがあれば、お気軽に当店までお問合せください。
「音はするけど壊れてはいない」
「どこから鳴っているのか分からない」
そのような状態に気づいたら、大きな被害が出る前に点検することが大切です。
同じようなお悩みがあれば、お気軽に当店までお問合せください。
よくあるご質問
音が鳴っているだけでも飛散の可能性はありますか?
はい。固定が弱っている場合、音鳴りは飛散の前兆になることがあります。
今すぐ危険な状態ではない場合でも直した方がいいですか?
将来的な強風・台風被害を防ぐためにも、早めの補修がおすすめです。
見た目に異常がなくても、補修が必要なケースはありますか?
あります。今回のように板金の固定間隔や施工状態が原因の場合、見た目では分かりにくくても不具合が起きていることがあります。
街の屋根やさん堺店が選ばれる理由
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1級建築施工管理技士、屋根業界歴30年以上のスタッフが在籍、豊富な知識と経験
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屋根工事の施工実績が3000件以上
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戸建てから工場・集合住宅まで幅広く対応、屋根以外にも建物全般工事をご依頼可能
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工事後も安心のアフターフォロー
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親切丁寧な接客、女性スタッフも在籍
街の屋根やさん堺店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!














