屋根材別の寿命ってどのくらいなのでしょうか?耐用年数は・・・

【台風21号で被災された方の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます】
  台風21号が西日本に甚大な被害を与え日本列島を通過しました。
関西地方を中心に各地で記録的な暴風による停電被害、事故、交通の乱れ、住まいの破壊など大きな混乱が生じ、現在でもその爪痕が残った状態となっております。台風による被害を受けた方、受けたかも知れない方は街の屋根やさんにご相談ください。点検はもちろん可能な限り応急処置にもその場で対応いたします。
現在大変多くのお客様よりお問合せを頂いており、順番に対応をさせていたただいております。
皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。

屋根の寿命 コラム
みなさんが日々、生活していく上で必要なものはたくさんあると思います。
そんな必要なものには必ず『寿命』があり、みなさんがお住いの『屋根』にも勿論『寿命』があります

屋根を構成している素材には、『耐用年数』と呼ばれる効果を保てる期間が個々にあり、耐用年数を切れたままにしておくと、雨漏りの発生などで、シロアリを呼び寄せてしまい高額なリフォームが必要になってしまう事があります

屋根(屋根材)の寿命=耐用年数が分かる事で、一番最適な時期に屋根修理を行うことが出来るようになります

それでは、屋根材別の寿命を示す耐用年数と、メンテナンス時期の目安を表にまとめてみましたので、ご参考にして頂ければ幸いです

🏠屋根材別の耐用年数表

屋根材 耐用年数=寿命 メンテナンス時期
スレート屋根 20年~30年 10年
ガルバリウム鋼板 30年~50年 20年~30年
トタン屋根 10年~20年 10年~15年
日本瓦 50年~100年 20年~30年
セメント系瓦 30年~40年 10年~15年
防水シート 20年~30年 20年~30年
野地板 20年~30年 20年~30年

屋根材の〖寿命=耐用年数〗とメンテナンス時期の目安を知って頂ければと思っています

『寿命=耐用年数』って何でしょうか・・・

屋根材の寿命は耐用年数と呼ばれているもので、屋根の良い状態を保っていられる期間の事を指します。

身近で言えば、食品の賞味期限と同じ様なものです。

耐用年数を最大限まで引き上げる為には、良い状態を保ち続けなければいけないので、メンテナンスを必要とします
皆さんが、屋根修理の必要な時期を知ることが出来れば、メンテナンスの計画をキチンと立てられ慌てず対処が出来るようになります

🏠屋根材の種類

屋根材
詳細
スレート屋根    (カラーベスト・コロニアル
スレート屋根は、施工もしやすく比較的費用も安く済ませる事が出来、新築時に多く使われています。
薄く加工がされている為、しっかりとメンテナンスを定期的に行わなければ、以下のような劣化が見受けられます。
・割れる
・屋根材の位置がズレる
・欠ける
・色あせ

耐久性があまり強くないので、こまめにメンテナンスを行わなければ雨漏りが発生し、屋根を構成する防水シート・野地板などにも影響を与え、屋根を丸ごと新しい素材へ交換する工事が必要になる場合もあります。
ガルバリウム鋼板
アルミニウム・亜鉛・シリコン等で作成された素材です。
*鋼板とは・・板状に加工された板金になり、厚いものから薄いものまで様々な厚さがあります。

ガルバリウム鋼板の特徴は?
・耐久性が高い
・錆びにくい
・軽い
・熱が反射しやすい(遮熱効果や耐熱性)


鋼板に対しアルミや樹脂等の塗装が施され鋼板が守られているので、高い耐久性を保つ事が出来ます。

*素材の品質が高いので、初期の導入コストは高くなってしまいます。
導入コストが高い分、何度も屋根のメンテナンスをしなくてよくなり、将来的にメンテナンス費用も安くする事が出来ます。
導入コストが高い分メリットも存在しているという事です!

〖メリット〗
・耐久性が高い➙〖耐久性が高い=長持ちする〗という事です。スレート屋根は耐久性があまり強くなく、こまめなメンテナンスが必要です。ガルバリウム銅板は耐久性が高い分、こまめなメンテナンスをしなくても良い。

・錆びにくい➙錆びにくいという事は、メンテナンスをする周期を遅らせることが出来、手間もかからず何度もリフォームや修理する費用が不要となり、将来的な屋根修理コストを下げる事が出来ます。

・軽い➙軽いということは、建物への負担を減らせるという事です。
屋根材の一つ一つは軽いのですが、屋根一面に敷き詰めるとかなりの重さになるので、建物への負担が増えます。
ガルバリウム鋼板は高耐久で軽い素材なので、建物にも優しい屋根材となります。

・熱が反射しやすい➙外部からの暑さを防ぎ、室内の暖かさを外に逃げさせない様にする事が出来る為、室内の環境維持に役立ちます。

〖デメリット〗
・費用が高い➙素材の品質が高いので、初期導入コストが高くなります。


アスファルトシングル
高耐久な屋根材です。

屋根材と防水シートが一体化した様な屋根材ではありますが、デザイン性も高く軽量で高機能な屋根材と言えます。

しかし、屋根の勾配(傾き)が急な場合は、施工時や地震が多い日本ではアスファルトシングルがズレてしまう事で、施工不良が起きやすくなってしまいます。

このような背景があり、あまりアスファルトシングルにするお宅はそう多くはありませんが、条件が合えば皆さんの強い味方になってくれるでしょう。
屋根材をアスファルトシングルにしたい方は、施工を丁寧にしてくれる優良業者を選んでくださいね。

*下記の場合は、アスファルトシングルをオススメします。
・屋根の勾配(傾き)がゆるい
・地震が少ない地域
トタン屋根
金属系の代表例です。
施工のしやすさや安さなどの特徴があります。
今は〖金属系の屋根と言えばガルバリウム鋼板』の意識が強いので、トタン屋根での施工はほとんど見なくなっています。

*耐久性が弱く金属なので錆びやすいデメリットがあり、こまめなメンテナンスが必要となります。
塗装や錆取を何度もメンテナンスとして行えば費用が掛かり、トータルコストを考えた場合、メンテナンス回数を減らす為にも、ガルバリウムの選択をオススメします。
瓦(粘土・セメント系瓦)
〖粘土系瓦〗

原料に粘土が使用され、粘土で瓦の形を作ってから窯で焼き上げます。
*釉薬を塗った後に焼き上げた瓦➙陶器瓦
*釉薬を塗らずに焼き上げた瓦➙いぶし瓦
釉薬を塗る塗らないで瓦の品質に変化があるのが粘土瓦の特徴です。

陶器瓦➙半永久的にメンテナンスは不要!
    耐用年数は50年~100年
*下地材の交換は必要となります。

いぶし瓦➙30年~50年で交換が必要
     耐用年数は30年~50年

〖セメント系瓦〗
セメントを使い屋根の形に成形した屋根材で、セメントが屋根の形として固まれば塗装で補強する。

*比較的安く購入できるが、下記のような問題が発生します。
・塗装が剥がれてくる
・重量がある(粘土瓦も同様)

一番の問題は、塗装が剥がれセメント部分が剥き出しになり、風雨や紫外線のダメージが直接セメント瓦にはいってしまいます。
塗装がなくなると、コケやカビが生えてくる恐れがあり、セメントなのでひび割れ等も発生しやすくなります。これらの症状で雨漏りが引き起こされる可能性が高くなります。
セメント瓦は塗装などのメンテナンスを、しっかりと行う必要があります。
防水シート(別名:ルーフィング)
屋根材の下に敷かれている雨水を防ぐ為の特殊なシート。
*別名・ルーフィングとも呼ばれており、雨漏りを防止する為に非常に重要なものとなります。

通常は屋根材によって雨水が防がれていますが、屋根材に何か不具合が生じると、屋根材の下に雨水が流れ込みます。

防水シートは、雨水を建物内部に浸入させない様にする、言わば雨水のストッパーです!

屋根材に目が行きがちですが、屋根は一次防水として防水層の1層目であり、二次防水で防水シートが雨水を防いでくれます。
非常に重要な存在です!
野地板
屋根材を置く為の木製の下地材。
垂木(たるき)と呼ばれる建物の構造を作る際に組まれた屋根の部分に貼られていきます。

厚みは色々ありますが、厚ければ良いという訳でもありません。厚ければその分、重さがでてしまうので建物に負担が掛かってしまいます。

但し、太陽光パネルの取付をお考えの場合は、取付の際にビスや釘を使い固定しますので、なるべく厚めのものをオススメします。
野地板に厚みがないとビスや釘の穴から野地板の破損、穴より雨水の浸入を許す事にも繋がります。

お客様より劣化状況に対し『自分でチェック出来ますか?』と、ご質問を頂いた事がありました。

ご自身でも、ある程度のチェックは可能です

や耳でわかる範囲での簡単な『劣化チェック表〗を作成致しましたので、ご覧下さいませ

*高所での作業を伴いますので、危険な箇所は業者にお任せ下さいね

屋根材
劣化チェック項目
スレート(カラーベスト・コロニアル)
・コケやカビが生えている
・塗料が剥がれている
・釘が抜けている所がある
・瓦が割れている
・漆喰が剥がれている
・瓦がズレている
・瓦の色に変色が見られる
トタンなどの金属系(鋼板以外)
・錆びている所がある
・屋根塗料が剥がれている
・釘が抜けている所がある
・雨や風を受けると金属が当たる様な音がする
屋根材耐用年数 コラム

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『屋根の寿命=耐用年数はメンテナンス時期が分かりとても有効です!

屋根の素材には個々で『寿命』が存在しています。

〖メンテナンスフリー〗と呼ばれる屋根の素材も中にはありますが、その状態をずっと保つ事が出来るという意味ではなく、耐久性が高い為、劣化の進行が遅く長持ちするという事です。
いずれは、メンテナンスの時期もやってきます

建物の素材はどんなものであっても、劣化が起こり永久的にキレイな状態を保ち続ける事が出来ないので、ご注意下さいませ

屋根は決して目立った存在ではありませんが日々、紫外線・雨・風から、皆さんの大切な住まいを守る重要な役割を担っています

大切な住まいに少しでも異変を感じた時は、すぐに業者へご相談するようにしましょう

屋根の工事業者といっても、インターネットで検索すればたくさんヒットします。
どこの業者がいいのか!・・・悩まれるのも無理がありません

ただ言える事は、しっかりと現地調査を行い➙分かりやすく説明をし➙必要な工事を行う・・・そんな優良業者を選んでくださいね

隅々まで丁寧に調査し不具合箇所を見極めて、皆さんに最善の住まいと生活を提供する事が、プロの仕事です

皆さまの中にも、劣化箇所が見受けられて不安な思いをされている方々、ご相談したい方々がおられましたら・・

弊社でも同じ案件を承っておりますので、皆さまからのご連絡をお待ちしております

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