いつ起こるか分からない地震災害に屋根被害の軽減?

【台風21号で被災された方の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます】
  台風21号が西日本に甚大な被害を与え日本列島を通過しました。
関西地方を中心に各地で記録的な暴風による停電被害、事故、交通の乱れ、住まいの破壊など大きな混乱が生じ、現在でもその爪痕が残った状態となっております。台風による被害を受けた方、受けたかも知れない方は街の屋根やさんにご相談ください。点検はもちろん可能な限り応急処置にもその場で対応いたします。
現在大変多くのお客様よりお問合せを頂いており、順番に対応をさせていたただいております。
皆さまにはご理解を賜りますようお願い申し上げます。

地震の被害

大きな地震災害
地震での瓦落下
棟瓦の被害
大阪府で統計史上最大級の震度を発生させた地震が、6月18日にありました。天災でも台風や豪雪・豪雨等の天気関連災害と違い地震はいつどこで起こるか分かりづらい天災です。
屋根や外壁の地震への対応が有るかを考えました。
左の写真は2年前に起こった熊本地震の時で、同一方向へ屋根瓦が欠落・落下しているのが分かります。
瓦・葺き土の重みで屋根部分が崩れ落ちているヵ所が見られます。
中央写真は屋根瓦の落下でシートを被せての応急処置で雨避けしています。
地震の後は、工事用やレジャーのシートがホームセンターで品切れ状態が起こります。
右写真は面戸漆喰の欠落からのし瓦・冠瓦の崩れが発生しています。

瓦荷重の軽減

土葺きの土量
桟葺き
旧来は大きな梁と桁を柱・土台で支え屋根瓦と葺き土で家屋全体の重しとしていました。
地震被害の写真のように、重みに耐えかねて屋根から崩れる被害から、頭部分(屋根)の荷重を軽くする工法が主流となってきました。
瓦屋根も左写真は土葺きの瓦を撤去した状態で、瓦の倍近くの重さの土が敷かれていますし、瓦のズレから水の道がついて葺き土が流れて雨漏りの原因となります。
右写真では桟葺きで野地に取り付けた木製桟木で瓦を釘止めしていますので、瓦の重さのみが屋根下地に加わります。
屋根瓦全体の重みとズレを軽減する事が地震の揺れに耐える家屋に近づきます。

被害の軽減のために

瓦屋根は屋根全体の重みが有るのは否めません。
カラーベストやGL鋼板葺きは軽さやズレの発生は少ないですが、現状の瓦を葺き替えるとなれば費用も掛かります。
現状の瓦屋根の地震へのチェックポイントは、雨の場合にも共通しますが下記の点を転ばぬ先の杖では有りませんが、被害の軽減に役立てて頂ければよいかと考えます。
又、補修・点検には危険性も伴うので良心的な専門業者への依頼が寛容と思います。
軒先瓦の目視
樋や壁面とのズレが無いか?
風雨時の落下確認
面戸漆喰や瓦のハガレ落ちが無いか?
全景の目視
屋根全体を遠景で見て平瓦・のし瓦等の歪みが無いか?
外壁の目視
外壁面にひび割れやハガレ落ちが無いか?
軒樋の目視
樋のゆがみや変形が無いか?