地震と突風時によく起こる被害状況について調べてみました
今回は、昨年の地震・台風での影響で顕著に表れた被害状況について、自分なりにまとめてみました。
屋根(瓦・スレート・ポリカ-)や樋・板金等の被害状況を列記しました。
波板と平板の飛散被害の状況です。
築年数の古いお宅(写真右)はエスロンや樹脂の波板で経年劣化が激しくての飛散も考えられますが、左・中央写真は耐久性の強いポリカーボネートですが風の通り道の部分が飛散していました。
![](https://machiyane-sakai.com/smileys/typhoon.gif)
エクステリアの設計では、一定の突風で屋根材が飛散するようになっていて、建物や周囲への被害軽減が考えられています。
この被害状況も、建物本体に影響が無かったので不幸中の幸いかもしれません。
![](https://machiyane-sakai.com/smileys/sad.gif)
瓦被害も波板・平板と同様に風の通り道や地震時の揺れ方向に準じて被害が見受けられました。
左写真は突風により冠・のし瓦が落下していましたし平・ケラバの瓦もズレて浮き状態になっていました。
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中央の写真はケラバ瓦が風にあおられ落下していました。
右写真は経年劣化で屋根土が痩せて平瓦のズレが生じて、メクレ上がっていました。
![](https://machiyane-sakai.com/smileys/crying.gif)
台風の突風だけでなく、昨年の北部地震でも同様の被害が有りました。
このような状況になる過程で、瓦の落下や飛散が有り、人災にも繋がりますので日頃の点検・補修は大事です。
昨秋の台風では、左写真のように軒樋の落下・飛散も見受けられました。
![](https://machiyane-sakai.com/smileys/eye.gif)
樋自体の経年劣化でひび割れたりして、金具付近を残してや掴み金具ごとの飛散が有りました。
中央写真は、棟板金とコロニアルの飛散状況で、棟板金も旧来は釘止めでしたが現在はビスを用いシールを併用して密着を高めて飛散防止を行っています。
右の写真は、エクステリアの被害で伸縮門扉が突風で破損し開閉不能となっていました。
![](https://machiyane-sakai.com/smileys/down.gif)
地震や台風の天災で家屋に甚大な被害が生じて自然の力に驚かされた昨年でした。
台風の通り道により、家屋の被害方向がほぼ同一方向なのにもびっくりしました。![upwardright](/smileys/upwardright.gif)
まだまだ、被害の点検もとまっている現状ですので一日も早く補修に回れるよう微力ながら頑張ります。![sign03](/smileys/sign03.gif)
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