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堺店発・屋根勾配(傾斜)の重要性|実は勾配と屋根材は密な関係があり、そんな勾配別のメリット・デメリット
2023年1月20日更新
街並みを見渡すと、色々な形の屋根が存在しています。
同じ屋根の形でも【傾き】や【角度】に違いがあり、そんな屋根の【傾き】や【角度】には家を守る上で重要な役割があるのです。『屋根の傾きや角度はそんなに重要?』と思いますよね。
屋根の傾きや角度は建物の耐久性を決める上で重要な項目の一つでもあり、『風に強い家』『雨に弱い家』に決まる事だってあるのです!
屋根の角度によっては家の性能が大きく変わり、お家を建てる際に地域や自然環境に合わせた『勾配』が必要となります。
屋根の傾きや角度によって勾配には大きな役割があり、それぞれの『メリット』『デメリット』があります。
それでは、屋根の『勾配数やね』の表し方をはじめ、『勾配別名称』の特徴・メリット・デメリットなどをご説明させて頂きます。
屋根の勾配を数値化したものを『勾配数
』と言い、勾配数の表し方には
『寸
』『分数
』『角度
』の
3種類あります。
勾配(傾き
)が急な屋根の場合
勾配が急になればなるほど屋根の面積が広くなり、急な勾配での屋根の長さも長くなります。
面積が広く屋根が長くなってしまうと、工事の際は必然的に屋根材が多く必要です。
費用面にポイントを置くと、屋根の勾配と面積はとても重要になってくるのです。
▶
屋根の面積の求め方
屋根勾配と屋根材には密な関係性があるのです。
様々な
屋根の形や屋根材が使用されていますが、
屋根の勾配数によっては使用できる屋根材が異なります。
この具合を
『最低勾配
』
と言い、
決められた数値以上の勾配がないと指定された屋根材を葺く事ができない基準があります。
※
基準値以下にすると、雨漏りや屋根材に問題が発生してしまうリスクが高まるので、必ず『最低勾配』を守るようにしましょう!
▶勾配と屋根材の関係
4寸以上の勾配があると屋根材を自由に選ぶ事ができ、また水切れの良さも確保されメリットが多いように感じます。
しかし、屋根勾配が急になり過ぎると屋根に上がる事が難しいので、屋根足場の設置や工事費用が他より掛かってしまうと言ったデメリットの発生があります。
勾配ごとのメリット・デメリットを比較してみましょう。
急勾配屋根の特徴
一番は傾斜が高い為、雨水が停留せず雨漏りしずらいが屋根の面積が広いので費用面が懸念されます。
6寸以上の勾配を指す。
並勾配屋根の特徴
多くの家庭で取り上げられている一般的な勾配です。他とは違い突出したデメリットがありません。
3寸~5寸程度の勾配を指す。
緩勾配屋根の特徴
傾斜が低く雨水が最も停留しやすい。3寸勾配以下を指す。
家を新しく建てる時に、屋根材を何にしょうか
?と悩まれると思いますが、中々、屋根の勾配までは意識が
向かないですよね。
屋根の傾斜や角度によって、『デザイン
』
『水はけ
』
『屋根材
』
『メンテナンス』
に繋がっていきます。上記の様に
メリットやデメリットが異なり、お住いの地域や今後の工事に掛かるコストから、
最適な勾配を選択する事はとても重要です。
これを機会に、みなさまがお住いの屋根の弱点を知って、今後のご参考にしていただければ嬉しく思います。
松の屋根やさん堺店では、
住まい全般のご相談や工事のご依頼を承っていますので、お気軽にお問合せ下さいね♪
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