あなたの『お住い』は大丈夫ですか?地震後の屋根・住宅について
6月18日に発生致しました大阪府北部地震によりお亡くなりになられた方々に心よりお悔やみを申し上げますと共に、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
大阪府北部を震源とした震度6弱の地震が発生致しました。
観測開始以来、震度6弱以上の震度は初めての事でした・・・皆さんは、大丈夫でしたでしょうか
北摂では、時間が経つにつれメディアを通じて、被害状況の詳細を拝見し、避難を余儀なくされた皆さまの様子や、住宅被害など・・・一瞬にして日常生活が奪われ、改めて地震の怖さを感じさせられました。
都心部では電車が全線運転取りやめとなり、一部区間では22時より運転再開など・・・
普段は便利な街が一変し陸の孤島状態でした
地震が発生したら・・・何より最優先は当たり前の事ですが、避難,身の安全の確保を
私たちからは、住まいに関しての注意事項や確認して頂きたいチェック項目などのご説明をさせて頂きます
?目に見えない住宅の被害!
一見、家を見る限り被害がなさそうに見えても、地震による大きな揺れが原因で、家が歪んでしまっている可能性があります。
余震が起こるたびに大きく家が揺れ、躯体にも屋根にも負担がかかり、歪みや隙間が生じてしまいます
少しの隙間が出来てしまうと、【雨水の浸入】を許してしまうのです
今は大丈夫でも、雨漏りが起こる危険性があります
雨漏りが起こる主な原因は、屋根材の下にある防水シート(ルーフィング)の劣化または、ごく僅かに開いた小さな穴、外壁のひび割れなどの小さな隙間からの雨水の浸入など、実に多様です
度重なる地震の余震の揺れで、家が歪んでしまうと雨漏りの原因が生まれてしまいますので、今後は住まいを注意深く観察していきましょう
?地震の後にご確認と、悪質な訪問販売にご注意を!
住まいに関して、地震の後にご確認を頂きたい項目をまとめてみました
■明らかに被害が出ている場合は、早急に業者などに相談をする
■被害がなさそうな場合にも、築年数・躯体・屋根などに問題がないか確認をする
■雨漏りが発生していないか確認をする
■悪質な訪問販売に警戒をして下さい
?具体的には何をすればいいのでしょうか?
?住まいの築年数の確認をしましょう!
初めに、住いの築年数を確認をしましょう。
住まいの耐震基準が、1971年➙築47年,1981年➙築37年に改定されています。
・耐震性の鍵を握るのは、骨組みや構造、躯体の強さです。
・耐震性が低ければ躯体の耐震性が足りないという事です。
※築37年以上の住まいは、今後の倒壊リスクが高くなりますので特に注意が必要です。
?屋根材の確認をしましょう!
住まいの屋根材や近隣の屋根材を確認しておきましょう。
瓦の場合は落下の危険性が高まります。
⇪ここでの瓦屋根は、耐震性が弱い屋根に古い瓦を使用している場合です。
※近年では、地震に特化した【防災瓦】もあり、瓦屋根=地震に弱く危険という訳ではありません。
【防災瓦】・・地震や台風に強い瓦
瓦同士が噛み合って更に釘によって固定され、ズレや強風に強い瓦
※あくまでも、防災性を向上させた製品が防災瓦で「家の耐震性が上がる」という事ではありませんのでご注意くださいませ!
他にも、金属屋根の軽量でデザイン性が高く安価な【ガルバリウム鋼板】があります
1番の特徴は・・・【薄くて超軽量】です。
耐用年数も長く注目されています。
最近では防災面の目的だけではなく、デザイン性や価格などから選ばれる事が多い屋根材となっております
他の屋根材も、何らかのトラブルが起こっている可能性があります。
?雨漏り箇所がないか確認をしましょう!
目に見えない所に潜んでいる事が多い為、僅かなサインを見落としてしまうと大変な事態に陥ってしまう事が・・・
【★このような症状は雨漏り発生に要注意】
□ 瓦のズレや、割れている箇所がある
□ 天井・床・壁紙などにシミが出来たり、湿っていたりする
□ 塗装が剥げていたり、バルコニーなどにヒビが入っている
□ 障子やふすまが波打っている
□ 静かになると水滴の音がする
□ 玄関の靴・革製品にカビが生える
□ 一定の部屋などで結露が増える
□ 床が膨れ上がる
?悪質な訪問業者にご注意を・・・!
災害の後は住宅や屋根の修理依頼が一気に増える為、施工店の方も仕事が立て込み非常に忙しくなります
その為、非常に残念な事ではありますが、災害の後は特に【悪質な訪問業者】が増えます
【無料で点検をします!】【火災保険が利用できます!】など、さもお得感を持たせて近寄ってきます
一般的な工事代金より高い金額で見積書を提示し、そこから割引をする手口で利益を上げる非常に
【悪質な訪問業者】も中にはいます。割引後の金額でも相場よりは高い金額が殆どです
災害後にはこの様な業者急増する為、必ず複数の業者から見積書を依頼し相場感を持つことが大切です
保険に関しては、地震での被害は火災保険では対応が出来ず【地震保険】での対応になります。
また、地震が原因の火災に関しても火災保険は適用されないのでお気を付け下さいませ。
地震・津波・噴火等に適用されるのは地震保険になります・
まずは、ご加入されている保険会社へご契約内容の確認のご連絡を・・・
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阪神・淡路大震災を経験し、我が家でも災害に備え防災グッズをリュックにまとめ、初めは出し入れ
し易いクローゼットの前方に置いていましたが・・・
時が経つにつれ防災グッズを入れたリュックは、奥へ奥へと移動しすぐに使えない状態でした
皆さんも、地震はいつ起こるか分からないので・・〖今〗から備えていきませんか?
ご加入中の『保険内容の見直し』
地震発生時に家族が揃っているとは限らないので『安否確認方法』『家族が落ちあう場所の確認』など。
地震に見舞われた際に、大変、不安な状況の中でも住まいの為に色々と決断を迫られる状況が多いかと思われます
この様な状況だからこそ、落ち着いて住まいの状態を確認し対処方法を見極める必要があります
私たちも、皆さまの不安を少しでも取り除ける様に、住いに関するお手伝いをさせて頂きます??
「不具合箇所の点検」や『修繕箇所の点検』などをお考えの皆さまがいらっしゃいましたら、いつでも
お気軽にご連絡を下さいませ
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