家族のニーズに合わせ家事軽減にも繋がる減築リフォームとは?
![減築リフォーム 一軒家](https://machiyane-sakai.com/wp-content/uploads/sites/31/減築リフォーム 一軒家.jpeg)
、且つては狭く感じた住まいも大きく感じる様になって、使用しない部屋が多くなり、部屋の掃除やメンテナンスなどが負担に感じている事はありませんか?このような場合に、家事やメンテナンスなどの負担を軽減し、
夫婦2人で丁度いい広さにする事が可能なリフォーム方法があります。今回は、家を小さくして快適な住まいを手に入れる
『減築リフォーム
』
についてご紹介させて頂きます。
1.『減築リフォーム』てなに?
![家族形態 構成割合 推移表](https://machiyane-sakai.com/wp-content/uploads/sites/31/家族形態 構成割合 推移表_R.jpg)
)
』
によると、65歳以上の世帯構成で”夫婦2人のみの世帯”や
”単独世帯”の割合が年々増加の傾向にあります。令和元年では、夫婦2人の世帯が40.4%、単独世帯が19.6%となり、2つを合わせると6割の高齢者が2人または1人で生活している様になっています。
反対に子夫婦と同居する
世帯は、昭和61年では46.7%を占めていましたが、令和元年では10%にまで減少し、
子夫婦が家を出て親子世代が
別々に暮らす事が一般化している事が分かりますね。
この事から、こどもが結婚をすると夫婦2人または、一人で住む世帯が増えて、以前は子供部屋に使用していた部屋が余っている住まいに
住む世帯が増加傾向にあると考えられます。
※画像は
厚生労働省・グラフ
で見る
世帯の状況を参照
![リフォーム工事 種類 年代別](https://machiyane-sakai.com/wp-content/uploads/sites/31/リフォーム工事 種類 年代別.jpg)
修繕・メンテナンスが高い傾向にあります。60代を見ると、築30年
前後が経過し老朽化した設備の更新
が多くなっています。高齢になっても、住まいの修繕やメンテナンスが必要な事が分かります。子供が独立して居なくなった大きすぎる住まいを、床面積を減らしコンパクトな住まいにする事で、修繕・メンテナンスや日常の家事
の軽減を行う事ができるものが『減築リフォーム
』
となります。※画像は住友林業のリフォームを参照
住まいをコンパクトにする事で
多くの魅力があり、減築リフォームのメリット
や、行う上での
注意点をご紹介させて頂きます。
2.減築リフォームのメリットは?
2-1 住まいの家事やメンテナンスの負担軽減ができる
![家事負担 軽減](https://machiyane-sakai.com/wp-content/uploads/sites/31/家事負担 軽減_R.jpg)
子供が独立し使用されなくなった子供部屋には、
この様な状態の部屋も、ホコリが溜まり日常的に掃除が必要となり、高齢になれば掃除をする事が負担になってきます。
この様な部屋を取り除く事で、家事の手間が減り日々の負担を軽減する事ができるのです。
該当する部分の屋根や外壁も同時に撤去する事で、定期的に必要な住まいの
残され物が置かれたままになり
物置化
してしまいます。この様な状態の部屋も、ホコリが溜まり日常的に掃除が必要となり、高齢になれば掃除をする事が負担になってきます。
この様な部屋を取り除く事で、家事の手間が減り日々の負担を軽減する事ができるのです。
該当する部分の屋根や外壁も同時に撤去する事で、定期的に必要な住まいの
メンテナンス
費用も軽減ができます。
2-2 家の荷重を軽減すると耐震性能向上期待ができる
![屋根 軽量化 横暖ルーフ](https://machiyane-sakai.com/wp-content/uploads/sites/31/017cf3ee1a577ef4205bcf0ca26959ff.jpg)
2階建ての建物を平屋にする場合は、家全体の荷重が軽くなり、地震時等の負担を軽減
以前に行った増築によって複雑な間取となっている場合は、減築リフォームでシンプルな間取にする事で、全体のバランスも良くなり、耐震性が向上する事があります。
できるので、耐震性能が向上するのです。以前に行った増築によって複雑な間取となっている場合は、減築リフォームでシンプルな間取にする事で、全体のバランスも良くなり、耐震性が向上する事があります。
2-2-1 街の屋根やさん堺店でも耐震改修工事を行いました!
2-3 風や光を得る事ができる明るい住まい
![明るい部屋 平屋 間取](https://machiyane-sakai.com/wp-content/uploads/sites/31/明るい部屋 平屋 間取_R.jpg)
減築リフォームによって、間取りの変更や、2階の床をなくして、吹抜けを作る事で風や光が抜ける明るい住まいにする事が可能となります。
減築リフォーム以前の部屋は暗かった部屋でも、この様な工夫を行うと、快適な部屋に
減築リフォーム以前の部屋は暗かった部屋でも、この様な工夫を行うと、快適な部屋に
変更する事もできますよ♪
2-4 コンパクトにした住まいに庭を造る
![平屋 減築リフォーム 庭づくり](https://machiyane-sakai.com/wp-content/uploads/sites/31/平屋 減築リフォーム-1.jpeg)
建物全体の面積を減らす事で、余った土地に新たに庭を造る事ができます。
敷地いっぱいに建てられていた建物でも、減築したスペースに植栽の緑を確保し、1年を通じて
敷地いっぱいに建てられていた建物でも、減築したスペースに植栽の緑を確保し、1年を通じて
目で四季を楽しむ事ができます♪
3.減築リフォームを行う上での注意点とは?
いずれの場合にも、専門家に慎重に検討してもらう事が大切で、設計の経験豊富な専門家や施工業者へ依頼する事をオススメします。
4.減築リフォームの方法とは?
4-1 平屋にしてコンパクトな住まい
![減築リフォーム 平屋](https://machiyane-sakai.com/wp-content/uploads/sites/31/減築リフォーム 平屋-1.jpg)
時間と共にやがて家族構成にも変化が訪れます。
2階に子供部屋を設けている建物は多いと思います。
そこで、使用しなくなった2階部分を全て撤去し、平屋に変更する減築リフォームがあります。
建物の荷重の減少や、耐震性の向上ができ、掃除を行う為の
2階の外壁をなくす事で、建物の
2階に子供部屋を設けている建物は多いと思います。
そこで、使用しなくなった2階部分を全て撤去し、平屋に変更する減築リフォームがあります。
建物の荷重の減少や、耐震性の向上ができ、掃除を行う為の
階段の上り下り
がなくなる事で、将来の高齢化に向けて
バリアフリー化を備える
方法でもあるのです。
2階の外壁をなくす事で、建物の
定期的なメンテナンスの軽減にも繋がります。
4-2 光を取り入れた明るい吹き抜けを作る
![減築リフォーム 吹き抜け](https://machiyane-sakai.com/wp-content/uploads/sites/31/減築リフォーム 吹き抜け_R.jpg)
減築リフォームによって、建物の間取り変更や2階の床をなくし吹き抜けを作る事で、風や光を取り入れる建物に生まれ変わる事も可能です。
減築リフォーム前は薄暗い部屋も、この様な工夫をする事で、明るく快適な部屋にする事ができますよ♪
減築リフォーム前は薄暗い部屋も、この様な工夫をする事で、明るく快適な部屋にする事ができますよ♪
4-3 減築リフォームを行った古材料を再利用
![古材 再利用 減築リフォーム](https://machiyane-sakai.com/wp-content/uploads/sites/31/古材 再利用 減築リフォーム_R.jpg)
減築リフォームで解体した、建具や床材などを再利用して、リフォームを行う事もあります。
再利用する事で費用の軽減ができ、また、
こちらのテーブルも、古材料を利用して作成した暖かみのあるテーブルとなっています♪
再利用する事で費用の軽減ができ、また、
住まいへの思い入れを大切に残す事ができます。こちらのテーブルも、古材料を利用して作成した暖かみのあるテーブルとなっています♪
5.まとめ
![古木 再利用](https://machiyane-sakai.com/wp-content/uploads/sites/31/古木材 再利用-3.jpg)
使っていない部屋の掃除やメンテナンスがストレスになってしまう場合もあります。
2階建ての建物を平屋に小さくする事は、一見、もったいないように思われがちですが、ご自身が高齢になると逆に大きな家は負担
が大きくなってしまう事も・・・親と子が別々の世帯で生活する事が一般的になってきた昨今、減築リフォームは現代の住まいのあり方に担ったリフォム方法の一つでもあり、日々の家事やメンテナンスの負担軽減にもなります。
コンパクトになる事で住みやすく、風や光を取り入れ、耐震性に優れた住まいへと、快適な暮らしを手に入れる事ができる方法の一つと言えるのではないでしょうか。