雨樋破損や不具合の放置は雨漏りを引き起す|雨樋の破損原因・症状・対策を一気にご紹介します!
2023年1月24日更新皆さんのお住まいには
必ずと言っても良いほど『雨樋』が設置されています。雨樋は雨が多くなる梅雨や大雨時には、静かに住まいを守ってくれている働き者と言えるでしょう!
そんな建物の排水システムを担っている雨樋が破損し適切な雨水の流れが壊れると、外壁に雨水がかかり、外壁のひび割れ等から雨水が侵入し雨漏りを引き起してしまう大きな原因になります。
また強雨ともなれば、屋根からホースを並べて勢いよく水を落としている状態になります。雨が叩きつけるように地面に落ちて溝を作ったり、建物の基礎周りを不安定にしたりと住まいの老朽化が早まります。
そこで雨樋をもっと知ってもらう為に、まずは『雨樋部位の名称と役割』を見て行きましょう!
そこで雨樋をもっと知ってもらう為に、まずは『雨樋部位の名称と役割』を見て行きましょう!
1.雨樋部位の名称と役割
①軒樋 | 屋根から落ちてきた雨水を受取り、微妙な傾きをつける事で集水器へとスムーズに運べるようになっています。 |
②集水器 | 軒樋に集まった雨水を集める器で雨水を地面や地中へ流す丁度、中間地点となります。 |
③呼び樋 | 集水器から竪樋との間を結ぶ樋 |
④エルボ | 竪樋の角度を変える時に使用する部材でヒジのように見えるので、エルボと名前がつきました。 |
⑤竪樋 | 軒樋から集水器⇒呼び樋を通った雨水を地面,地中へ流す為の通り道。 |
⑥曲がり | 軒樋の曲がり角に使用する部材で、軒樋は直線の物しかない為、曲がりを使い屋根の四隅へ軒樋を伸ばせるようにしています。 |
2.雨樋の破損から起こる症状・状況・対策について
原因 | 状況 | 対策 |
雨樋にゴミが溜まる | 落葉や屋根の汚れなどのゴミが蓄積される。 | 定期的な清掃が必要となります。清掃をしない場合、ヘドロ状の汚れとなり雨樋が詰まり機能しなくなります。雨水がスムーズに流れるように導線の確保。『軒樋』『集水器』『竪樋』部分のゴミや汚れを取り除く。 |
雨樋の歪みや傾き | 近年の異常気象により、ゲリラ豪雨や気温上昇での熱を受け、想定外の負荷がかかると角度が変わってしまいます。適正な勾配で設置されている為、流れが滞って水が溢れ出します。 | 雨樋を支えている金具等の器具のズレや曲がりが原因です。その器具を修正する事で機能を取り戻す事が出来ますが、屋根の大きさなどで角度調整が難しく、緩やかな角度で調整を行う必要がある。 |
経年劣化 | 日々の日差しや風雨を直接受け、経年劣化していきます。 | 素材自体に劣化が見受けられる場合は、雨樋の交換をするタイミングです。接合部分がズレたり外れている場合は、継ぎ目の補修で対応が可能です。 |
3.屋根・雨樋・雨漏りの密接な関係
『屋根
屋根と雨樋の関係性が壊れてしまうと、雨漏りが発生する確率が高まってしまうのです。
屋根と雨樋の機能がしっかり働く事で雨水を防ぐ事ができていますが
▶雨漏りでお困りの方へ
屋根と
』『雨樋
』『雨漏り
』には実は密接な関係があります。屋根と雨樋の関係性が壊れてしまうと、雨漏りが発生する確率が高まってしまうのです。
屋根と雨樋の機能がしっかり働く事で雨水を防ぐ事ができていますが
、関係性が崩れ機能が働かなくなると雨漏りを発生させてしまいます。▶雨漏りでお困りの方へ
屋根と
雨樋の機能が正常に働かないと、なぜ雨水が発生するのでしょう?
屋根に雨樋が設置されていないので、屋根に降り注いだ大量の雨水が外壁に流れ、勢いよく地面に落ちていく為、地面が抉られたり近隣宅にも雨水を飛ばしてしまいます。 | |
雨樋が壊れると、溜まった雨水が屋根内部に入り込んでしまったり、外壁に流れてしまう事で雨漏りを招いてしまいます。 |
4.街の屋根やさん堺店・施工事例:雨樋に落ち葉が詰まり清掃を行いました
敷地内には大きな木が茂り、大量の落ち葉が雨樋に溜まっていました。
この状態では、大雨時に雨水が溢れてしまうオーバーフローを起こし、雨漏りの原因となってしまいます。
▶雨樋の詰まり原因と清掃方法・対策をご紹介
に溜まっていた大量の落ち葉や泥
をブラシを使って
全て取り除きました。
落ち葉を取り除くとぎっしりと泥が蓄積していました。水を含んだ泥が蓄積するとコケが生えやすく、落ち葉の他にも泥やコケの重さで雨樋の破損や落下にも繋がります。
落ち葉や泥をキレイに
取り除いた後は、キレイに水洗いをして雨樋の
清掃が完了しました。雨樋の清掃は高所作業で危険を伴います。業者に依頼して不具合を解消してもらいましょう!
▶雨樋の詰まり原因と落ち葉除けネットで解決!
5.まとめ
建物の排水システムを担っている『雨樋
雨漏りには1次災害と呼ばれている建物の災害、それが進行すると2次災害
2次災害が発生すれば、建物内部の建材が腐食し高額なリフォーム費用がかかる場合もあります。
街の屋根やさん堺店では、雨樋の補修・交換を初め無料点検で不具合を見つけ、適切な工事のご提案
大雨や強風などの翌日に、建物の点検をしませんか!
▶メールでのお問合せ(24時間受付中
』が壊れてしまうと、雨漏りを引き起してしまいます。雨漏りには1次災害と呼ばれている建物の災害、それが進行すると2次災害
のカビやシロアリが発生します。2次災害が発生すれば、建物内部の建材が腐食し高額なリフォーム費用がかかる場合もあります。
雨樋の破損や不具合を、ただの雨樋破損と思うのではなく、重大な問題を引き起こす事と思って頂ければ幸いです。街の屋根やさん堺店では、雨樋の補修・交換を初め無料点検で不具合を見つけ、適切な工事のご提案
を心がけています。大雨や強風などの翌日に、建物の点検をしませんか!
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